【読書記録】私も思った、ざまあみろと|最後は臼が笑う
日本のバラエティ番組ですかっとジャパンみたいなのなかったっけ?それを観たときような気持ちになれた。あんまり観たことないんだけどね。
電車で人間観察をするのが好き。この人小指立ててスマホをタッチする人なんだ、電車の停止時間が伸びると貧乏ゆすりしちゃうんだ、つり革を持っている手に頭乗せちゃうの分かる~という感じで。
でもそこに誰かの不幸をひっそりと喜んでいる人がいたらどうだろう。
私は出会ったことがないけれど、その人を回避すると思う。それに真正面から突撃する。おもろい。このね、どうするかを話してる女子会って絶対楽しいんだよな。最高すぎる。
好きだったところ
物語の中心ではないんだけれど、女子会をしているところが好き。みんながしっかり仲良くしているグループは、お互いの幸せをまるで親のように願っている。
どうなってもいいけど、とりあえず幸せになってほしいと。
そして問題をみんなで解決する。
共感がとんでもなく大きな原動力となり、ガソリンになり、車をいきなりトップスピードに持っていける。その感じが私にとっては、どこか懐かしくてなんだかほかほかした。
こういう関係性の人がいて、集まれる距離間にいるここ。それだけで人生の幸福度も精神的な面での安定感もあがると思う。友って最強のクスリ。
好きな言葉
つるりと人の注意を横滑り。怒涛の文字の並びでその状況が想像できるし、さらりと読める。こういう言葉が生み出せるの素敵だな~。森絵都さん好きです。
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