vol.154／ 習慣の改め時

パンデミック以降続けてきたものに散歩がある。このnoteでも散歩の効果について書いたこともあった。この記事はもう2年半前に書いたものだが、習慣を継続させるポイントで挙げたこれらの考えは今も変わっていない。

①“だけ”という最低ラインを決めて、それ以上でも以下でもなくその“だけ”を守る
②やることで得られる効果や楽しみをあらかじめ調べたり想像したりしておく
③自分との約束＝他人との約束と同等という意識で、自分を絶対裏切らないと決める

【Shake it off. vol.030】　新しい習慣ができて思うこと、そして継続のキー

そんなコツコツ続けてきた散歩なのだが、2ヶ月前の引越しを機に散歩の継続が途絶えた。なぜ遠のいたのか、それは以前よりシティになったことで交通量が増えゆっくり歩く気にならなくなったことが1つ。そして散歩コースに楽しみを見いだせなくなったことがもう1つ。今の街も好きだ、だがどうも私には散歩に適さないと感じるのだ。でもそこで折角続けてきた習慣を途絶えさせてしまって良いのだろうか？と言う疑問が沸々と浮かんでくる。（たかが散歩の習慣とか言わないで）でも心が動かない、はてさてどうしたものか。

そしてあれと気がつく。
そもそも何のために始めたんだっけ散歩？と言う原点だ。

私は辛い冷え性をなんとか解消したい。
その思いでパンデミック前から近所を走り始めた。ただ私は大の運動嫌い、というか運動に関して本当にセンスがないのだ（！）その私がやっぱり解消したかったのが冷えであり、運動嫌いな私を突き動かした。
が、やはり走ることは好きになれなかった訳で、歩くことなら続けられそうだと半年ほどで散歩に切り替えたのが2020年春だった。この年は世界中の誰もが不安定な春を過ごしていて、だからこそフィジカルにアプローチできる歩くという動作、また五感を養える散歩はうってつけだったことは間違いない。身体も温まるしで尚最高だった。それを今年の春まで続けていた。冷え性の解消にはパーフェクトには至っていないけれど、歩いたからこそ見つけられたお店があったり景色があったり、本当に楽しく継続できたことに拍手喝采。

それで、だ。
そもそもの散歩始めるよーの原点はやはり脱！冷え性！だったのだ。それをつい最近まで忘れていたし、散歩していない自分を責めるようにまでなっていたものだから結構危険な状態だったと思う。（たかが散歩の習慣とか言わないでパート2）

ただこれ、忘れがちではないだろうか？原点たるものを。

最初の頃のピュアな気持ちや熱い想い、きっかけ。それらがいつしかすっぽり抜け落ち、別の何かに囚われてしまっている状態。これはいろんなことに当てはまりはしないだろうか。因みに私は結構当てはまることが恥ずかしながらあった。突き進んでいくうちに冷え性の改善よりも続けることに重きを置いていたみたいに。

気が付いたらこっちものだ、チャンスなのだ。
これは習慣を改めよ！の合図なんだ。

ということで丸3年経った今、あらゆることを一新しようと思い立った。この散歩に関しても（冷えの改善の方か）その中の一つだ。この冷えに関しては食事だったり、生活習慣、ちょっとした癖まであらゆることを見直してみようと思ったし、他にも続けているけど原点はどうだったか、そして途中経過はどうなのかの見直し期間に当てよう。続けるということ自体、誰でもできることではなく素晴らしいこと、ただ続ければ良いという訳でもない。ここは出発地点、原点に立ち返る良い機会だと捉えられたらもっと素敵な未来がありそうだ。

私はゴールデンラテから始めることにした。（私はソイまたはアーモンドミルクにターメリック、はちみつ、ブラックペッパー、シナモンのみのシンプルドリンクにしている）と言っても実はこれも2020年のこれまた春くらいから作っては飲んでいて、常にターメリックの大きな瓶がストックしてある。これまではちょっと寒いなと感じる時、夜に飲む事が多かったけどもう少し体調に合わせて、例えば朝飲むドリンクとして加えても良いなと思ったりなんだり。朝から体の内側から温まるって最高に良さそう！そして見た目も綺麗で味もちゃんと美味しいのだ。（とっても大切）無理なく楽しく、そして原点に立ち返って本質にコミットする、そんな習慣を改めて構築していきたい。