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マンモグラフィラプソディ

今年もまた暮れていきますねぇ。
毎年毎年、1年、また1年と
年を重ねていくのは普通のことで、
あぁ、今年もあっという間だったと嘆くのは
本当はすごく平和なことなんだ、
って気がつくようなことが起こった!

毎年、秋に健康診断の季節がやってきて、
診断の結果で一番気になるのが体重だったわたし。
それが、今年はマンモグラフィで引っかかってしまった!!
健診結果にまさかの要精密検査となっているのを見た時、
あぁ、もうダメだ、死んでしまうのかも…と
瞬間的にパニックになって、
普段からおっちょこちょいなのに、
いつもに増して冷静さが失われた😭

その夜はいろいろなことがぐるぐると
頭の中でめぐり、不安と恐怖に襲われて眠れなかった。

翌日、初めてのことにおののきながら、
精密検査のための紹介状を病院で取り寄せる電話をかけ、
どこか病院は紹介してくれるのだと思っていたら、
自分で希望の病院を決めて、
そこを宛先にして紹介状を依頼する仕組みだと知った。
とっさに思いつくのは近所で有名な婦人科の病院しかなく、
その病院の名前でお願いしたら、
少しホッとして、冷静さが戻ってきた。

まてよ、もうダメだって思ったけど、
カテゴリー3とかって書いてあった。
それってどういうこと?
と思って調べたら、
マンモグラフィの診断結果は5段階評価で
3は「良性の可能性が高いが、
悪性の可能性も否定できません、
精密検査を受けてください。」
というものだった!

なんだ、これを真っ先に調べればよかった、
そしたら昨日はもう少し眠れただろうに、と。

でもまだ、安心はできない。
確率は5〜10%。
いまや5人に1人はガンになる時代。
にわかに他人事とは思えなくなった。

それからは仕事にも集中できず、
風邪も引いてしまった( ;  ; )

大きな病院は予約がなかなか取れず、
やっと予約できて、
仕事を早退して検査に行ったのに、
その日は触診だけで、次回、
エコーやりましょう、とか言い出した、
No way!
さらに年末になるため予約は
年内ギリギリで、
さらに結果が出るのは2、3週間後だそう。

もう無理、そんなにずっと心配してらんない。
友達に相談したら、
自分も精密検査になったことあって、
病院探したら当日にその場で結果を聞けたという。
そこ、いいじゃん!

ホームページを確認したら、
土日も平日も遅くまでやってるから
余裕で仕事帰りに寄れるし、
最新の3Dマンモも導入されてる!
早速、予約をとり、すぐ行くことに。

友達が先生が偉そうで感じ悪かったと
言っていたけど、
確かに威圧感あったけど、
その先生の口調からは
ろくな診断できる病院がないことへの
憤りを感じた。

そのクリニックは先生がひとりで、
土日も平日も19時くらいまで診療しているらしい。
それって、ものすごく働いているってことじゃん。
きっとそのくらい、大勢の人を救いたいって
思っているってことなのでは?
とちょっと怖いけどいい先生かも?
と思ったり。

3Dマンモは普通のより
確かに痛みはマシだったし、
エコーも女性の検査技師さんがやるのを
別室で先生がモニターで見てくれて、
もっとそこ詳しく見てとか指示しながら、
無事に終わった。

結果、石灰化で何の問題もなかった!!
神様、ありがとう!
診察室から結果を聞いて部屋を出ながら
あぁ、よかった〜と大きな声に出して
つぶやいていた。

診察室で先生は
何かサプリとか飲んでる?と聞いてきた。
あ、まさか、
わたしもちょっと頭をよぎったんだよね。
秋からちょうどプロテイン飲み始めてた!
痩せたくて笑

プロテイン、それで白い影が
いつもより大きく濃く映った可能性はあるって。
別に悪いものじゃないから
飲み続けても問題ないですよ、
と言われたけど、やっぱ、もう飲むのやめる!
特に痩せなかったし😭

今年の12月はそんな風だった。
風邪の辛さも
精密検査騒動も
普段、身体に何の問題もなく、
元気に暮らせることがいかに快適で
ありがたいことなのかが身に沁みた。

ビビりすぎだと自分でも思うけど、
世の中の病気や痛みと闘っている
全ての人の勇気と頑張りを讃えたい気持ちで
いっぱいになった。

ほんの少し、
その怖さや不安を体験しただけ。
でも、毎日、どこも痛くないっていうのは
ものすごいアドバンテージなんだって。
ありがたいことなんだって。

そう思うと、来年は少しは
何かの役にたてるように生きなくちゃ
なんて思うのでした。

星に願うこと




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