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Doodleが懐かしい

今思えば自分で言うのも図々しいけど
なんだかいい空間だった✨

ギャラリースペースとカフェスペースは
小さいながらも別れていて、
おしゃべりを楽しむカフェスペースのゲストを
邪魔することなく、
作品をしっかり見ることもできて、
北向きのギャラリーの窓からは
程よい自然光が作品を浮かび上がらせていた。

天使とくまえる展
Da raccana ミニ額展

やっていた時は、
もう何が何だか分からず、
集客もなかなか思うようにいかず、
自分でこだわった空間を
自分自身で心から楽しむ余裕がなかった気がする。

何か足りないような、
洗練されていないような気がして
他人の芝生が青かった。

それでもそこで2年2ヶ月という
本当に短い期間だったけど、
いろんな展示をすることができて、
展示してくれた作家さんたちも
居心地が良いと言ってくれて、
Doodleがあったから個展をすることができた!
って言っていただき、
その度に嬉しくて涙がでた笑
あぁ、わたしはその言葉がききたくて、
Doodleをやっているんだなぁって
毎回、じーんってなってた。

今思い出すと、
そこはなんだかホッとする空間なのだ。
心の中にあるからなのか、
すでにないからなのか
(厳密にはちょっと変更はされたけど、
その空間はそのまま引き継ぐことができたので、
まだ現存してはいるのだけど、
もうそこはわたしの空間ではないので、
正直、興味が湧かないのだけど)、
最近、思い出してはなつかしく、
そしてわたしの中でやっと、
いい空間だったと
心をじんわり温めてくれる場所になった。

そして思うのは、
またギャラリーみたいな空間作りたいって。
インスタもツィッターもメタバースとかも
出てきてすごいけど、
やっぱり美術館で見たいし、
映画館で見たかったりもする。

何よりその空間を楽しむっていうのが
豊かな気がする。

カフェは作品を見に来た人たちが、
ちゃんと作品の余韻に浸りながら、
その場でお茶を飲みながら
おしゃべりできたらいいなぁって
自分が思っていたから、
カフェスペースも作りたかった✨

でも、飲食店でのバイトの経験すら
なかったわたしには、
そこは切実に荷が重かった。

おうちに友達をよんで、
何か作ったお料理をだしたりするのは
楽しかったし、好きだったけど、
やっぱりそこはわけが違う、
というのをやってみて実感した笑
ほんと、アホだわー。

でもそんな経験もやっぱり
わたしの人生で必要な試練、
逃げてはいけない経験だったのだって、
ずっと感じているから仕方ない。

きっとこれがいつかまた
わたしの人生の肥やしとなり、
浸透して、
大きな花になるのだー!
と信じて進む。

そんな気持ちを挫けそうになるたびに
思い出して、よしっ!と思うわたしです。

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