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おづレポVol.3 「泉大津市をマイクラで再現したい」-プロマインクラフターの方が監修

#探究レポ
泉大津市立小津中学校では、「自分のやりたいことが、学びになる。」をコンセプトに掲げ、生徒が学年問わず自由にプロジェクトに取り組む「共創」という授業を行っています。

今回は、その一つである「マインクラフトで泉大津市を再現」プロジェクトに対し、助言・監修役として、プロマインクラフター(Microsoft社公認)のでずまつ(髙野朝慶)さんに授業参加いただいたので、そちらの様子をまとめました。

※この記事は対象の学校の許可を得て作成しております。


プロマインクラフター でずまつさんとは

でずまつさんは、Microsoft社公認のマインクラフトプロライセンスを持ち、マインクラフトに関する様々な活動をされている方です。
小学生の頃からマインクラフトに傾倒し、現在ではYoutubeチャンネル運営に加えて、企業・自治体からの受託など、マインクラフトを軸に様々な事業展開をされています。

でずまつさんの過去作品の例。(公財)尼崎市文化振興財団からの依頼で、尼崎城築城400周年を記念し催されたイベントにて出展

私たちe-donutsが支援する学校の中で、マインクラフトに関するプロジェクトをやりたいという生徒の声を複数聞いてきたので、そうした生徒を背中押しするためにでずまつさんにコンタクトを取りました。
でずまつさんは、マイクラを通じて培われる様々な能力に教育的価値を感じており、中高生へのマイクラ教育を拡げる一環として探究支援に快諾してくれました。
今回の小津中学校の活動はまさにその第一号です。

「積み木のように組み立てるのではなく、まずは柱から」でずまつさんから生徒へのアドバイス

今回の授業には約30名の生徒が参加しました。
最初に全員ででずまつさんからの講義を聞き、後半は班ごとにでずまつさんからアドバイスを貰うという流れで行われました。

「建物を作るときは、積み木のように単純にブロックを積み上げるのではなく、まずは柱から組み立てるとやりやすい。実際の建築と同じで、柱を最初にイメージすることで建物全体の骨格が見えてくるため、失敗しづらくなる」
「いきなり画面を操作して作るのではなく、簡単にでいいのでまずは紙に設計図を書こう。『寸法』を意識することで、より効率的に良い建物がつくれるようになる」

でずまつさんからの助言の一部。
単純にマイクラ上の知識に留まらず、探究活動を行う上で重要な考え方を示しています。

「生徒が思わず感嘆の声を漏らしていました」先生からの感想

以下に、担当の先生からの感想を一部抜粋します。

髙野さんの作品を見て「すごっ」と声をもらしている生徒が印象的でした。アドバイスを受けた生徒たちに改めて話を聞くと、計画を進めていく上で、実際に順序立てて進めていく術を整理することができたとのことです。
設計図をイメージして作品作りに取りかかることなど、教えていただいたことをヒントにプロジェクトを大きく前進させることができそうです。


今回は、プロマインクラフターの方にご協力いただくことで、生徒たちの「やってみたい」を具現化するための背中押しをしていただきました。
私たちe-donutsも、これからの生徒の頑張りと作品の完成を楽しみにしています。
https://www.e-donuts.com/

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