子育ての旬

人によって「子育ての旬」ってある気がしている。

私にとっては今がちょうどよかった。

32歳で結婚、出産をした。
早くても遅くても今じゃなかった気がしている。

理由は3つ
①結婚できる器ではなかったから
②子育てする前に遊びきったから
③両親が生きてるうちに感謝を伝えられたから

今でも立派な大人ではないけど、20代は自分でも恥ずかしいくらい意識高い系だった。

何者かになりたい人間だったので、たとえ結婚できたとしてもうまくいかなかったと思う。

20代後半は合コンに行ったり、ひとりで飲み屋に通っていたり、結婚に焦った時もあったけど、それはそれは楽しかった。

どれほどのお金を使っただろう。
交際費を貯めていたらもっと貯金もあっただろうけど、ここで経験にお金を使えたことはよかったかな。

だから今もっと遊びたいとか、恋愛したいとかないのは、20代後半に遊びまくったからだなとも思う。

もう少し経済的余裕ができて、いい人に巡り会えたら結婚という選択肢もあったかもしれない。

そもそも子どもは絶対ではなかったので、いつ結婚したっていいと思ってた。

けど、息子を産んでみて、時折愛しさのあまり涙が出てくる。

こんなにも自分の子どもがかわいいなんて知らなかった。

子育てさせてもらいながらあぁ、私愛されていたんだなぁとふと感じる時がある。

今まで私は親を毒親と思っている部類だったけど、私の受け取り方が悪かっただけなんだって。

帰省した際に感謝をことばにして伝えられた。親孝行をはじめてした気がした。

生きてるうちに間に合ってよかった。
気づけてよかった。
伝えられてよかった。
孫に会わせることができてよかった。

息子には感謝している。
大変だけど幸せ。今を楽しもう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?