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手記(深夜の戯言)

社会人になってから買ったユーフォニアム。

ほんとは40万くらいする大きめの金管楽器。
本気のオークションで競り落として10万ちょっと。

まだ上のFも吹けない。1枚まるごと吹ける楽譜はほとんどない。

でもめちゃくちゃたのしい。あっという間に2時間。

出産・育児を理由に休団していた地元の吹奏楽団にゆる復帰。
おじいちゃんたちと音楽やってる。
学生の頃に比べたら人数は少ないしパートも足りない、席はスカスカ。
でもめちゃくちゃたのしい。音を合わせるのはいつ何時でもめちゃくちゃたのしい。



できないことを「できない」と言う。
が、できた。
できない、というよりは、やらない。
守るものができたってこういうことなんかな、ちょっと違うか。

育児専念を理由に休職している私。
育児はしてるけどあんまり休んではない。
「会社案内とか作れますか?」とお問い合わせいただいたけど、「すみません今はできません…A4 1枚とかならできます。」と答えた。
できるけど、今は やらない。一番大切で、守るべきものは、娘と過ごす時間だからだ。

できないことを「できない」と言う。
が、できた。
少し強くなれた気がした。




頂き少女りりちゃんのポストを読んでいたら、
文章を書きたくなって書いています。

好きなことを好きにかける場所があってよかった、彼女も私も。

まあるくてやさしくとにかくかわいらしい文章。
会ったことはないけれど、彼女の声が聞こえてくる文章。私はだいすきだな。

何がほんとで嘘かはわからないけど、ニュースで報道されることだけが物事のすべてではないことは常に心得ておきたい。



今日(日曜日)は ほとんど主人に娘を任せ、好きなことをさせてもらった。

でも「存分に」とはならないのが、子を身籠りこの世に産み落とした母親の性(サガ)。

どこか申し訳なさを感じてしまう。誰にも責められていないのに、責められている気がしてしまう。

でも知っている、誰も責めていないのだ。

頭で考えてもグルグルするだけなので声に出してみた。誰かが言ってくれてるみたいに、自分に伝えてみた。

「毎日がんばってるんだから、今日くらいはお母さんお休みしていいよ」

うん、そうやんな、今日くらいいいよな。

軽〜く家族のご飯を作り(完全に放っておけないのが母になった私)
娘を旦那に任せ、夜の吹奏楽練習へ。

自由な嫁でごめんね、自由な母でごめんね。

ごめんね、も良くないか、
好きなことをさせてくれてありがとう。

明日は娘とめいっぱい遊ぼう、
あたたかいごはんを作って旦那の帰りを待とう。


何を伝えたいでもない、

深夜の戯言。

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