新卒3年目の女性が給与について思うこと
最近ツイッターのトレンド入りした言葉
「手取り15万」
という言葉。
フルタイムで働いて手取りが15万しかないという嘆きのハッシュタグ。
正直東京に一人暮らしで住んで、手取りが15万となると相当きつい。
貯金するどころかむしろマイナスだ。
家賃、水道光熱費、携帯代、生活費でもう10万くらいは消えてしまう。
その上税金も払って、奨学金も返してと考えると一体いつこの窮困から抜け出せるのだろうと悲しくなる。
社会人3年目の私はもう少しもらっているが、最近もらった賞与の額面に肩を落とした。
少ないと言えば少ないのだが、ショックを受けたのはそこではない。
同期の男の子と比べて、賞与が少なかったからだ。
男女で収入の差があるとは分かっていたが、新卒入社して1年目や2年目の時は、正直それほど男女間の差や部署間の差は感じられなかった。
しかし3年目にもなってくると少しずつ開きが出てきた。
彼は営業職だから私の所属するマーケティング部とは業務内容が違うから一概に男女収入の格差だとは言えないが、
調べて見ると、20代後半の男性の平均年収は393万円、20代後半の女性の平均年収は318万円、 男女の年収の差は75万円だった。
またこのような年収の男女差が出る理由に
・非正規雇用の割合が女性の方が高い
・平均年収が比較的低い職業への女性の就業率が高い
という理由がわかった。
平均年収が低い職業というのは、ホテル業や飲食業があげられるらしい。
反対に平均年収が高い職業は金融業、保険業。
男性は年齢とともに年収が伸びていくのに対し、女性はある地点から横ばいになる。
いつ窮困から抜け出せるかという私の問いに対する答えは見つからないままだ。
しかし嘆いてばかりではいられない。
この現状を知った今、私がするべきことは何か。
それはもっと外に自分の能力を発していかなければいけないということ。
上司にビビらず自分の意見を堂々と伝えられる度胸とコミュニケーション能力。
特に20代の女の子は50代の男性からは可愛い枠でみられ、ニコニコしてれば害はないが給料は上がらない。
給料が安いと自然とモチベーションも下がってやる気も失われるが、悪循環でしかない。
現状に不満を言うのなら、改善策を考えて、前向きに生きていける人間で私はありたい。