年始早々オカルティック

年末年始はひどく体調とメンタルが弱かった気がする。

元々多分弱い方だけれど、更に悪化して

毎日希死念慮と戦っていた。

今は少し落ち着いて、こうして他の方のnoteを読んだり

自分の事を記せている。

ちょっとだけ、あの時死んでなくてよかったと思える。

こういう切り取った一瞬の気持ちを大事にしていきたい。

それが毎日ちょっとづつ在れば、一年なんとか過ごせるかなぁ、と。

1年後、仕事就けているか否か関係なく、親・彼氏関係なく

お守りを買ってしまったので、返しにいかなくちゃなと思うから。


さて

私は少しオカルティックだ。

祖母からオカルティック英才教育を受けたし
(所謂、信心深いというやつだろうなぁ・・)

某巨大掲示板のある板にずーっと張り付いていた時期があったり

所詮「厨二病的にヲタク拗らせているだけだろうな!」って

最近まで思っていた。年も年だし、ネタ扱いしていた。

しかし、上に書いてある「お守り」を買った時のお寺で

私の身体には良くない生きてイナイモノが

背中に2体ほどくっついてきたので

オカルティック性質はマジかもしれない説が

冗談ではなくなってきたみたいだ。

そのあたりを今日はちょっと書いてみる。


その時は一緒にいた彼氏に言うのも戸惑った(ビビリだし信じていない)

お寺で詣でた後、彼氏の友人氏家族と新年会だったのだが

やっぱりずーっと気になっていた。

寒いから背中がこわばっちゃったのかな?とか

コートが重いから肩こっちゃったのかな?とか

「35歳、よく考えろ。厨二病はもうネタにしかならんぞ」

そんな事を本当によく考えた。

お寺を出た後から時間が経過してくにつれ

どんどん具合が悪くなる。どんどん顔色も悪っていく。

帰宅用電車に乗る頃には
ハッキリと両肩から首筋を手で後ろからギューっとされている
感覚が明確に感じとれるようになってきた。

寒さ、緊張、ストレス、疲れ・・色々な可能性を考えた。
むしろそっちの方が好都合だ、薬飲んで対処出来るし
お風呂で温めれば、休めば、寝れば、大丈夫になりそうだからだ。

でも、ハッキリ10本の指が締め付けてくる感覚があった。

怖さは感じなかった。ただ痛い、痛い、痛い、それだけだ。

彼氏も「なんでそんなに仏頂面なの?眠いの?」

と聞いてくるようになった。

「別に大丈夫、疲れただけかも。」少しだけ耐える事にした。

数本の電車を乗り継ぐ予定だった。日付は変わろうとしている。

(お守り買ったのに、お願い事したのに、
ちゃんとお賽銭もしたし、礼儀を欠いた?
失礼な事をした?アレかも、お願いごと多かったのかも・・あぁ)

ソッチの方面で考えた。
しかし考えてもプロじゃないのでわからなかった。

そのお寺は墓地も併設?されていた。
(そういえば、彼氏は墓地のご先祖様に挨拶してきたな。
私も行くべきだったのか・・でもまだ籍入れてないし、
逆にお墓いけるコンディションじゃないし・・何故だわからん!)

自分の手には負えない感じだと、もう覚悟した。

乗り換え駅、他に誰もいない待合室。

勇気を出して彼氏に言ってみた。

「頭と肩と首、ギューッとされていて
2体ほど・・連れてきちゃったみたいっす」

彼氏は「マジかよ」という顔をしたが

「後ろ向いて」と言った後、
両肩をババっと手で払い、背中をバシと叩いた。

瞬時には楽にならない。それはそうだろうな、とは思った。
ただ乗り換え後の電車の中でだいぶ身体が楽になってきた。
笑えるようになってきた。

「さっきまでの仏頂面どこいったんだよ」
と言われるくらいにはなんとか回復した。

その変わり様に彼氏がだんだん怖くなってきたらしく、
「もう一回、ちょっとやるから」とまた払ったり背中をバシとした。

それからは「お清めの塩振る?コンビニに売ってる?」とか
「そういうのは早めに言ってよ、俺より今日会った友達の方が詳しい」とか

彼氏の方が本格的にビビリ出したので
「もう平気、あとはお風呂入れば大丈夫」とその話を終わりにした。

帰宅した頃にはすっかり良くなっていた。
お風呂の中で背中に少し違和感があったけど、まぁ気にしないでおいた。

明らかにナニカが身体から抜けた感じだった。
こんなに明確に感じとったのは本当に久しぶりだった。

思えば年末年始は笑えなくて、死ぬことばかり考えていた。

「そのうち死ねばいい」そんな考えでふさぎ込んでいたし、

人とのやり取りもおざなりだったり、自暴自棄だった。

そういう心持ちを隠して、お寺に行ったから
もう死ねばいいと思っている癖に、就職祈願しちゃったから
バチがあたったのかな、と少し思う。


私は境界線が曖昧な病気を持っている。

それが酷く人を傷つけるし、自分も傷つける。

感情のコントロールが難しく毎日がジェットコースターだ。

強くもなく、だからといって
誰にも攻撃できないという弱いレベルではない。

心に刃を隠し持ち、経済的にまだ一人ではないけれど

煩悩だらけで生きている。生きているんだ。

オカルティックな出来事の後、少しだけ自分で自分を見る目が
変わった気がする。

勿論、noteや本を読んだり、体調が回復したというのも
一理あるけれど。

なんとなく自分は生きているという事を実感しだしている。

現在、私は死者ではない。
安易に死者になろうとしていた2020年、年始。
それが見抜かれちょっとだけ痛い目にあった。

そんなオカルティックな話でした。


次の日本当は休みたかったけど、部屋中を掃除した。
ゴミを片付けて、洗濯をして、綺麗にした。

勢いで「お?!」と思う求人に応募してみたりした。

1年後、お守りを返しに行けるように。

その時また痛い目に合わないように。

彼が言った「来年もまた来ればいいじゃん?」の
軽い一言で重い約束を

叶えられる私でありたいと思った。

生活費の足しにします! ありがとうございます!感謝の極み!