見出し画像

募るということ

何で求人出しているのに、応募がないんだろうね
というのは とある人の言葉
いやむしろ、なんで来ると思っているんだろ。とかは口に出してません。大人だから。

介護系でもよくあるよね、こういう話。
で、求人見に行ってみる。
私だって条件がいい所あるなら!とか思うし

まぁだいたいがご利用者と笑顔で向き合っている宣材画像と、職員同士の仲の良さ、自由さをうたっている所が多い。たまに豆まきの鬼やサンタの仮想をした職員がいる
つまりどこ見ても大して変わらないステレオタイプ。
介護業界大丈夫か?

もっと、こう、なんだろう アピールポイントあるやろがい
無ければひねり出そう
ひねり出せなければ、個々の職員として働く利点を作り上げようよ

求人眺める方は思ってしまう

もうちょい具体的に「職員同士の企画を出し合う時、こういうやり方をしています」「こんな風に困ったときのサポート体制はこんな感じです」「〇分以上残業は実績としてちゃんと付けます」などなど そういう事が知りたいんじゃよ

だって給料はそんなに高くないなら、もうあとは待遇しかない
やりがいは職員が見つけるもの
「やりがいのある職場」というのなら具体的に示してよ
やりがいだけ求めて、給料上がらなかったら、やりがい搾取だけど。

一度 とあるセミナーですごい求人を目の当たりにしたな
施設の利点 人員配置など云々、シフト体制、実際の職員の人数、スキルアップサポートなどなどを説明して、実際にどんなふうにトラブルなどに対応したか、どんな勉強会をしているか、それだけでも面白そう、楽しそうなんだけど

「最後に一言、うちの職場の最大の利点は僕が施設長という事です。何かあったら僕に言ってください。一緒に楽しく働きましょう!僕は現場にいます!」
といったこと

拍手しそうになったよ。求人なのに。
残念ながらちょいと通うには遠い所だった
でも一瞬通勤経路など想像した位。

募るという事は、相手に分かりやすく、魅力的にしないといけない。
誰に刺さってほしいか明確に。これがよく言うペルソナってやつだ。

ああ、これって今考えてみると、自分のやっているワークショップやイベントの募集などにも当てはまるね。
魅力を伝える大切さ。ちゃんと言語化できる練習をしよう。


この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?