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詐欺サイトに引っ掛かりました

ちょっと変とは思いつつも、気が急いて、詐欺サイトに引っ掛かってしまいまいました。本当に情けない話なのですが、教訓とするために、その全貌を書き残したいと思います。

どうやって、詐欺サイトにたどり着いたのか?

旅する絵本♡工房のオープンに向けて、今、什器や備品類の調達をしています。工房の面積が3坪ととても狭い場所なので、あまり大きなものは入れられません。Webサイトでようやくコレ!と思った商品はすでに販売が終了していたり、なかなか進まない状況でした。

しかし、4月のオープン(4/23予定)に向けて、あまりグズグズもしておれません。ようやく本棚を決めました。勢いが付いたというか、長机とイスも吟味して、また別の通販サイトで決めました。

あと必要なのは、工房受付用のミニデスクでした。当初は4月に入って、ゆっくり探すつもりだったのですが、なんせ勢いがついていましたから、候補品をネットで探し始めたのです。

同じ商品でも取り扱い店舗(通販サイト)によって値段は、違います。一番良いかなと思った商品は、どのサイトでも、12,000円前後で売られていました。送料や納期も確認したく思い、その日は遅くなったので、眠りました。

翌朝、目が覚めたのが、朝5時くらい。スマホをいじり出したら、昨夜チェックしたミニデスクの情報が出てきました。そのままネットサーフィンしていると、同じ商品が【20%オフ、送料無料】というサイトを見つけたのです。お~これは良いかも!と思いました。納品も希望通りになりそうでした。

注文ページに飛んでみたら、項目があっさりしていたり、いくつか不思議な点もあるとは感じたのですが、結局、申し込んでしまいました。クレジット決済ではなく、その段階での払い込みは発生しなかったので、商品を確保するための仮申込の気持ちで行動してしまったと思います。

他の通販サイトより、低価格だったので、どういうルートで商品を仕入れているのかなと思いつつ、もしかしたら「これは騙しかもしれない」とちょっと疑った記憶も実は、鮮明に残っているのです。【50%オフ】と書かれていたらもっと慎重に行動できていたと思うのですが、そういう意味では絶妙な価格表示だったのかもしれません。そして結果は、まんまと騙されてしまったわけですね…。

シンパシーを感じる意識

土曜日に申込をしたのですが、よく送られてくる受付確認のメールはありませんでした。これは、個人が営む通販サイトで、そのあたりの対応が少し遅いのかなくらいに思っていました。私自身、えみラボのサイト運営をしていて、レスポンスが遅くなることもあるので、勝手に自分と重ねてしまっていたと思います。

その通販サイトには、土日休みと書いてあったので、翌日(日曜日)に申込受付のメールが届いたときには、意外と早く返事をくれた、がんばってくれたんだと相手にシンパシーを感じたくらいですからね。人が良すぎるのも程がありますね(汗)。

届いた申込受付のメール

実際に届いたメールが以下になります(一部ドンハマ★により伏せ字)。みなさんはこの文面を見て怪しいと感じますか?

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この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
ご不明な点、ご注文内容に誤りがある場合は、このメールにて直接お問い合わせください。
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○○ ○○ 様 この度はご注文、ありがとうございました。
下記の通りご注文を承りましたので、ご連絡させていただきます。
今回ご注文いただきました内容につきまして、
お間違いがないかご確認くださいますようお願い申し上げます。
下記ご注文商品の在庫はございます。
商品の発送手配は、ご入金確認後となります。  

銀行名:【某都市銀行名記載】
支店名:【支店名記載】
取引種類:普通
囗座番号:【口座番号記載】
口座名義:【アジア系外国人らしき名前が記載】

ご注文内容
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ご注文番号: 36121943
注文日時: 2021-03-27 11:07:54

製品の詳細
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1 320円引き ワークデスク 書斎机 コンパクト デスク 高さ調節 机 勉強机 学習机 ノートPCデスク 木製 パソコンデスク 天然木 つくえ 幅60 棚 ドレッサー サイドテーブル 昇降式テーブル 化粧台 選択してください。; ナチュラル; こちらの商品は; 配送希望時間帯
8,740 x 1 = 8,740円 (税込、送料込)

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小計 8,740円
送料(送料無料) 0円

合計 8,740円

お届け先 (4/2配達)
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○○ ○○ 様
1700002
東京都 豊島区
巣鴨5丁目○-○
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なお当店では『ご注文者様と送付先が異なる場合』につきましても、
「お買い上げ明細書」を商品と同梱させていただいております。
「お買い上げ明細書」がご不要、別送のご希望がございます際は、
このメールにてご連絡くださいますようお願い申し上げます。

[■領収書発行をご希望のお客様へ]
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商品発送の際『お買い上げ明細書』を同封しておりますが、
別途『領収書』がご必要なお客様は、下記の項目のご入力、ご返信をお願い致します。
宛名:【  】/但書:【  】
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【■発送についてのご注意】
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最近ご住所の間違いが増えております。
受け取り拒否、長期不在、住所不備など、
お客様都合によりお受け取りが出来ない場合は返品扱いとなり、
ご注文をキャンセルさせていただきます。予めご了承ください。
※返金にかかる振込み手数料、送料はお客様負担となります。
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ご不明な点やご注文内容のご変更がございます際はご遠慮なくお問合せください。
お取引終了まで短い間ですが、宜しくお願い致します。
****@****.com【メールアドレス記載】

(以上、メール全文)

怪しいと思わなかったのか

どうかと言われれば、この注文受付メールを見たとき、怪しさは感じました。通販サイト名やURL等が載っていなかったので、変だとは思ったのですが、メールアドレスが載っていたので、そこまで怪しいとは考えなかったのです。メールアドレスが載っていることで怪しく思わないというのもかなり思考停止状態ですが、個人の通販サイトだから、そういう至らぬ所もあるんだろうと勝手に解釈していました。

振込先が、アジア系の個人名のようだったので、少し驚いたのですが、それで疑うのは逆に不適切という感覚があり、その疑う気持ちを抑えてしまいました。納期も早めを希望していたので、すぐにネットバンキングを利用して、指定口座に振り込みをしてしまいました。

改めて振り返ってみると、早く納品してほしいという思いと相手へのシンパシーを私が勝手に増大させて、本来怪しむべき部分さえも好意的に受け取るという心理状態に陥っていました。

ようやく詐欺サイトと認識する

翌日(月曜日)の午前中、代金未入金とのメール連絡が来ました。あれ入金したのにおかしいな?とは思ったのですが、その段階では、サイト運営者がチェック漏れをしのかな?と思っていました。入金済なので、再度確認ください、とメールを返信しました。

その時点では、自分が詐欺サイトに引っ掛かっていることにまだ半信半疑でした。しかし疑念は大きくなっていましたので、まずはその通販サイトを再度確認に行きました。そのサイト自体は、以前と同様に運営されていました。

前回は細かいチェックまでしていなかったのですが、その運営者や会社情報の欄を確認してみました。店舗責任者の名前などがありましたが、振込先とは違って、日本人とおぼしき名前でした。住所の記載は、番地までは書いておらず、場所を特定することはできません。そこでかなりヤバイと認識するに至りました。

詐欺サイト

電話番号の記載があったので(よく見るとFAXと書かれています)、ネットで番号検索を掛けてみました。すると別の通販サイトや名前や住所がいくつか列挙されてきて、なおかつそれらが詐欺サイトだと告発するような投稿も出てきたのです。ようやくこの段階で、限りなくクロだと認識するにいたりました。

詐欺サイトとわかった後の対処

まさか自分がこうなるとは、夢にも思っていませんでした。怒りや悔しさよりも、気色の悪いものに巻き込まれ居心地の悪い感覚になりました。かといって、放置しておくわけにも行かず、対応策を調べ出しました。

①警察への連絡相談、被害届提出②消費者庁や国民生活センターへの連絡相談③金融機関への連絡相談など、選択肢が、いくつかあることがわかりました。

私は、金融機関の「振り込め詐欺救済法照会ダイヤル」に電話を入れました。「振り込め詐欺等の被害にあってしまったとき、心あたりがあるときは振込先の金融機関へ速やかにご連絡ください。」と案内があります。

程なく担当者が電話に出て、具体的な状況(振込口座、振込日、金額、振込人名など)の聞き取りをされました。口座状況を調べます、ということで、いったん保留になった後、実際に私の振込が確認されたということと、もう一点、すでにその口座が凍結されていることを教えてくれました。

凍結とは、不正使用の危険があるときに、金融機関が保全のために口座の出入金をできなくする措置になります。凍結理由は、明らかにはしてくれませんでしたが、おそらく私のような被害情報が他からも入っていたのではないかと推察しました。

その後、担当者からは「詐欺被害救済法」が適用される可能性があるという案内がありました。これは、凍結された口座に残高が1000円以上あった場合、被害者が分配金の申請を金融機関に行い、被害額に応じて按分しあうという制度です。

口座名義人からの不服申立てが成立した場合や、他の債権者による口座の差押えがあった場合は、適用されないのですが、今回は、この救済法が適用される可能性が高いことが推測できました。

実際の分配金の支払いですが、私(被害者)に、申請書類が送られてくるのに約3ヶ月、そこから申請して、支払われるまでに更に数ヶ月掛かるらしいです。また救済額についても全額が戻ることは期待できないらしく、わずか数百円程度になってしまうこともあるらしいです。

掛かる時間や救済額まで考えるとあきらめてしまうのもひとつの選択とは思いましたが、自分への戒めも含め、権利を放棄せず、申請手続することにしました。決着まで数カ月先になるわけですが、機会があれば後日談もご報告したいと思います。

未然防止のために

今回のことは、もう少し注意をしていれば、未然に防げたことが明白です。ネットショッピングの場合は、その販売元の身元を確認することがやはり大事です。

今回でいえば、会社情報を確認に行けば、架空の可能性が高いことが容易にわかったと思います。またWebサイトに使われたアドレスも普通使われないようなもの(~xyz)ですので、そこも注意をすべきでした。

おそらく今回の手口は、通販サイトはそのまま運用しながら、不正に取得した口座を常に複数持使って、申込者(被害者)に対して、凍結されていない口座を案内し、振り込まれたお金を次々にだまし取るという手法なのでしょう。私の場合、被害額は数千円でしたが、多数から広く浅く騙し取る方法なのかもしれません。

このような違法な通販サイトや銀行口座の設置の防止策がなく、消えては作りの「イタチごっこ」だとしたら、顧客側が自己防衛するしかないということですね。

起きたことを消すことできないので、気持ちを切り替え、旅する絵本♡工房の4月オープンに向けて、準備を進めていきたいと思います。

【えみラボ 旅する絵本♡工房プロジェクト】

ロゴ(決定)本あり

※画像をクリックするとWebサイトに移動します。



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ドンハマ★

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えほん未来ラボ(えみラボ)の代表です。絵本コミュニティを立ち上げて約6年。現在は「ありたい未来を絵本でソーシャルデザインする」という思いで、絵本を媒介に、社会や暮らしの新しい在り方を提案することが自分のミッションと考えています。https://ehonmirai-lab.org/