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昨日よりちょっと豊かになる暮らしの手仕事

June 14, 2017


おはようございます
どんぐりと山猫店主です。

今日のお葉書ブログのBGMは、羊毛とおはなさんの「月見草」でお送りしてます◯

 

さて、今日のお話は
先週漬けこみ出した梅酒と梅シロップのコト〇


人生初の梅酒とシロップづくりです。

毎年徳島県神山町で暮らす祖母が
梅干を送ってくれるんですが、
今年はそこの畑でとれる青梅をわけてもらって
つくりました。

まずはあく抜きから

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そのあとしっかり水気をふき取ります。
(弟に手タレを頼みました笑)
(面倒くさそうな顔をしながらもしてくれる可愛い弟です)

その後へたとりと竹串で穴をあけます。

そしてポイントなのはこの
「へたとり」

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これが味の決め手になってきます。

へたとりを丁寧に行うことで
えぐみが残りにくく、
美味しい梅酒・シロップになっていくのだそう


また梅は金気を嫌うので、竹串でへたを取るのもポイントとなります◯


そのあとは、しっかり乾いた瓶へ
氷砂糖と梅を交互に丁寧に詰めていきます。

梅酒の場合はこの後お酒を入れて完成。
今回は、いいちこを使いました!


さてさて、
これが手作りすぐの初日

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3日目にはこんなにシロップが!

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そして1週間になると…

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瓶の半分は貯まりました!!
梅の皺もだいぶ増えてます。

浸透圧オソルベシ…
毎朝の日課に加わった
梅観察でいつも興奮してます笑


そしてこちら梅酒のビフォーアフター

漬けこみ2日目

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漬けこんで1週間

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こう改めて比べてみると、
梅の色味も青から赤々とした色に変わり
だいぶ熟れてきたことがわかります◯

なんだかプカプカ浮いてる姿に
宮沢賢治先生の「やまなし」を思い出す

ここ1週間で感じたのは、
生き物を育てるって本当に楽しい

自分の手で、育てる

でもそれによって沢山のことを教えてもらっているのは
私のように思います。

自分の手で愛を持って育てること


そうすると、

昨日よりもちょっと豊かで
ちょっと丁寧な暮らしになる気がする。

食材や生き物、発酵を支える微生物に対して
いつも感謝と尊敬の心をもって
暮らしていきたいなぁ


それからこういう季節の手仕事の時間は
毎年必ず何に対しても持っていたい。

そうした自分でいれること、
そう思える自分が今いること、
そのことが何より誇らしくて嬉しい。


最近は父も
「梅酒まだかいなぁ」
と瓶を覗き込んでいくのが日課になりました。

そうやって家族を巻き込んで
自分の豊かな暮らし、丁寧な暮らしを
ちょっとずつ分け合うこと、共有する

そうすることで家族みんなで
昨日よりも豊かに丁寧に
日々の生活を積み重ねていきたい

そっちの方が私らしい気がする

梅酒は1年。
シロップは2週間ほどで完成です。

味の変化も楽しみながら、
大切に大切に育てていこう

本日も拝読いただき、ありがとうございました。

今日も良い1日にしよう。
そして明日につながる素敵な日でありますように。



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