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おうちの中で菜園IoT

 今の家に住み始めたときには、2階に子供や孫が住んでいました。
 今は、2階には誰も居ません。それで、西向きに吐き出し窓のある明るい部屋に、鉢植えを置いています。
 秋に買ったバジルの苗が70センチくらいに育ったのですが、このままだと寒さで枯れてしまうので、家の中に入れました。
 そのほかに、レタスやどんぐりを植えたポットもあります。
 2階は使っていないので、ついつい水やりを忘れて悲惨なことになってしまいます。そこで、今年は、自作の自動水やり機を置いてみることにしました。
 タイトル写真の右上が水の入ったタンク。この中に小さなポンプを沈めています。右下が ポンプを制御する電子システムです。
 左側は、バジルの鉢で、下に80センチ四方のビニールシートを敷いています。シート自体は1メートル四方で、4隅をつまんで、トレー状にしています。
 テストした感じ、ポンプはとても静かで性能がいいです。でも、ポンプも電子部品も安い外国製なので、どのくらいの間 使えるかわかりません。
 趣味のおもちゃレベルのつもりで作りました。

 電源は、USBケーブル。
 スマホから、タイマを設定して、指定時刻に20秒ポンプが動きます。1リットル弱の水をトレイに給水します。
 リレーというのは、ポンプをオンオフするための部品です。
 水位センサーは、ここに置くのではなくて、実際に使うときには、トレーに貼って、万一水が出すぎてしまったときに、緊急停止させるためのものです。

 作り方はここには書きませんが、部品リストを載せます。

 かなり小さなポンプですが、静かだし、揚程1メートル 吐出量3リットル/分 と、パワフルで、気に入っています。これで長持ちしてくれれば、言うことなし。

 水をタンクからトレイに流すホースです

 ブレッドボードというのは基盤です。導線をはんだ付けしないで、差すだけで回路が組めます

 Wi-Fi付きのCPUボードです。Arduino互換です。Arduinoというのは、子供(大人も)の勉強用に開発された安価なCPUボードです

 とても小さなLEDディスプレイです

 タイマーです。

 水位監視用のセンサーです

 これで全部です。高価とも言えますが、みんな複数セットなので、費用は、合計額の半額ぐらいだと思います。

 Iotには、興味あります Iotには、興味あります。
 おもちゃレベルのつもりならば安いけれど、実用に耐える信頼性を考えると、簡単には手が出ません。
 わたしは、土に触れて植物を育てるのが好きなので、完全自動化された水耕栽培はやらないと思います。
 真夏の家庭菜園で、明け方と日没後に給水する と言う感じのシステムは作ってみたいです。今年、鉢植えをいろいろ枯らしてしまいましたから。

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