マガジンのカバー画像

林と生き物

20
林、樹、鳥、虫などについて
運営しているクリエイター

記事一覧

毛虫、アブラムシ、蚊 以外はOK

 このカマキリは、まだ5センチくらいです。秋になると、この倍くらいの大きさになります。  5,6匹集まっていたのですが、わたしの気配で、ぴょんぴょん逃げてしまいました。あわてて撮ったのでボケボケのバッタ。長さ1センチの子供。 バッタは、イネ科みたいなすっすとした草だけでなく、紫蘇も食べるのでしょうか。葉っぱが穴だらけになっていました。  あと、虫以外では、ヤモリ、カナヘビ、トカゲ などなど。カナヘビは、秋には、石の上で日向ぼっこしています。ちょっと、トトロっぽい。  東京

ソローの「森の生活」

 わたしは、子供のころは本の虫でしたが、おとなになって仕事についてからは、ほとんど本を読んでいません。読むのは、コミックスと軽いものばかり。  ソローの「森の生活」は、序盤で挫折してしまった本の1つです。  ネットで、コミックス版の「森の生活」があると知り、読もうと思います。  「ソロー『森の生活』を漫画で読む」 いそっぷ社 刊  ソローは、自然の中で生きる人 というよりは、思想家だと思います。 (それを言うなら、わたしは、90%文明の人で、「近所の林で遊ぶ変な人」ですけど

さいたま緑のトラスト協会

 こういう団体があったことを知りませんでした  第14号地の林で、コンサートとか開かれているのは、前から知っていました。交通の便はよくありませんが、車で行けば、町役場の駐車場が使えるそうです。  わたしが子供のころは、今住んでいるあたりは、のどかな田舎で、雑木林が多かったのですが、今は、倉庫と運送会社とリサイクル業者と産廃業者と墓地・・・  ほんのわずかに、林が残っているだけです。  わたし自身は、もうこの年になってしまうと、田舎生活は無理です。 健康に自信がなくなって

林でアーサー・ランサム

 ネットの本屋で、アーサー・ランサムの小説に「子供のごっこ遊び」と星1つというレビューがありました。  子供のころ、周囲の子たちには、アーサーランサム全集よりも、ナルニア国物語のほうが人気でした。  ナルニア国物語や映画のグーニーズのような、迫力あるファンタジーのほうがおもしろいのかもしれません。  でも、現実には、ファンタジーに出てくるような存在はいないし、危険な場所を子供が冒険することもできません。  だから、子供には、ごっこ遊び。  想像と創造する力を養うことは大切だし

おさんぽシリーズ4 わたしの好きな本(鳥)

SBクリエイティブ 刊 「身近な「鳥」の生きざま事典   散歩道や通勤・通学路で見られる野鳥の不思議な生態」  このイラストも好きですし、内容もおもしろいです。  ダーウィンが来た! 好きです。  前にも書きましたが、わたしがバードフィーディングを始めたきっかけのコミックスです  山が近いので、見たことがない鳥がたくさん出てきますが、町の鳥も居て、あるある って思うことが多いです。  

おさんぽシリーズ3 わたしの好きな本(植物)

 小学館 刊 「まちなか植物観察のススメ」  「植物と友だちになる」みたいなノリが好きです。  木(葉っぱ)の見分け方とか、参考になります。    絵も好きです。癒し本。

おさんぽシリーズ2 外来の草花(特定外来種)

 子供のころは、秋の草むらに、普通にオナモミ(ひっつきむし)がありました。今、絶滅の危機にあるそうです。  オオオナモミという外来種に負けたそうです。  外来種のリストがありました  観賞用として入ってきたものも、多いようです。 ハルジオン、ヒメジョオンなども、もとをただせば輸入された花でした。 きれいだけど、いちゃダメな奴  開花時期は春ですが、まず思い出すのが、ナガミヒナゲシ。 知らない人も多く、玄関先にたくさん咲き誇っている家もあります。 強烈な繁殖力で、あっと

うちの庭のやっかいものたち

 タイトルの写真は、ラベンダーの植えてあるプランターでした。梅雨前に、ちゃんと草をきれいに取ったのに、気が付けば、ラベンダーはほとんど全滅してしまいました。  野生の草、強いです。  つる草的な草は、すぐに蔓延ってやっかいですが、なかでも、ヘクソカズラとヤブカラシが繁ってしまうと、取るのが大変です。  ヘクソカズラは、ほかの草や低木に、葉も巻き込んでぎりぎりと巻き付いて、文字どおり、相手の息の根をとめる って感じです。ひっぱっても取れないので、ハサミで少しずつ切って、はずし

虫  エコロジー

 わたしは、ムシ(昆虫以外のものも含む)全般苦手です。町に住んでいる人の多くは、そういう感覚になるらしいです。家には入ってきて欲しくないです。  自然に囲まれたところの昔ながらの家に住んでいると、ムカデ、ヤスデ、カマドウマ、ナメクジなどいろいろなものが家に侵入してきて、ある程度折り合わねばなりませんが、町では、ゴキブリ、コバエ、蚊、アリくらいです。だからこそ、いやだと感じます。  不快害虫という言葉があるそうですけど、ムシ=不快害虫という感じです。  きれいな虫を屋外で遠目

苔が好き

 先日、母と庭の話をしていて、 「苔があるとよかったのだけれど」 と、母が言っていました。  母は、コロナ前まで茶道教室を家で開いていたので、実家の庭は茶庭です。茶庭は、禅の庭にも通じるので、石や苔があります。 「ゼニゴケならば、いやというほど生えたけどね」 と、わたしが答えました。  ゼニゴケは、地面にべっとり貼りついているし、模様もちょっと気持ち悪くて好きになれません。日当たりの悪い実家の庭には、よく生えていました。それを母が、ねじり鎌という地面をかきとるような鎌で、か

noteで見つけました

 鳥のことを、googleで見ていて見つけました。 興味深いし、好感を感じるサイトです。  植物、虫、鳥、そのほかいろいろな生き物のことが、科学の目で書かれています。  行ってみたい! と思いました。引きこもりなので、実現するかわかりませんけれど。

危険な夏の犬さんぽ

 夏は、暑いです。毛皮を脱げない犬は、もっと暑いでしょう。その上、舗装された地面は、熱いです。犬は、そこを素足で歩いています。  強い日差しは、舗装道路に蓄熱され、地面に近いほど気温は高いです。  気温が35度くらいになってしまう日は、朝夕でも危ないと思うのに、日中犬を散歩している人もいます。服を着せている小型犬もいます。  夢想ではない想像力というのは、自分から離れて相手のことを考える ということだと思うのです。  きのうの朝、もうじっとしていても汗ばむくらいの日差しだ

おさんぽシリーズ1 セミ

 梅雨明け宣言はまだですが、セミは、もう夏だと思っているようですね。 うちは、裏道の住宅街で、樹が無いのでセミの声が聞こえないですが、あちこちで鳴いているようです。  上記のサイトのセミは、だいたい聞き覚えがあるような気がします。  セミって不完全変態だったんですね。幼虫の写真を初めて見ました。 殻をやぶって羽化するから、なんか完全変態のイメージがあったのですが、 あの殻って、足があって、自力で土から出て樹を登るんだから、考えてみれば、蛹じゃありえないです。  セミは、

感動がなければ

 勤勉は美徳 と認めますが、わたしは、勤勉が苦手です。  学生時代、ある文学全集を全巻読破したと言っていた人が居ました。わたしは、好きな話は好き。苦手な話は苦手なので読みません。偉い先生や、世の中が評価していても、自分がつまらなければ、ただのつまらない本です。  人は、それぞれ個性があるということは、つまり偏っているということだと思います。得意不得意、好き嫌い そういう偏りが、個性。わたしは、偏った自分をありのままに肯定して生きていたいです。  小学生は、テスト対策として