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うちの庭のやっかいものたち

 タイトルの写真は、ラベンダーの植えてあるプランターでした。梅雨前に、ちゃんと草をきれいに取ったのに、気が付けば、ラベンダーはほとんど全滅してしまいました。
 野生の草、強いです。

 つる草的な草は、すぐに蔓延ってやっかいですが、なかでも、ヘクソカズラとヤブカラシが繁ってしまうと、取るのが大変です。
 ヘクソカズラは、ほかの草や低木に、葉も巻き込んでぎりぎりと巻き付いて、文字どおり、相手の息の根をとめる って感じです。ひっぱっても取れないので、ハサミで少しずつ切って、はずしていきます。


ヘクソカズラ

 もはや、何に巻き付いたのかわからないほど、繁ってしまいました。
 ヘクソカズラを取り除いてみたら、「鳥のウンチの木」でした。植えたわけでないのに、勝手に生えてきてしまった木です。ま、いっか。

ヘクソカズラの花(小さい花)

 この花が可憐ということで、サオトメカズラとも呼ばれているそうです。(早乙女=田植えをする娘)
 わたしは、この赤が毒々しい感じがして、かわいい花とは思いませんけど。
 で、語源は、Wikipediaによると、「ヘクソカズラの由来は、葉などをつぶすと、強い悪臭を放つことから「屁糞かずら」の意味で名付けられたもので、元々は「屁臭(へくさ)」だったものが転訛したともいわれている」
 だそうです。最悪。

 ヤブカラシは、巻き付かずにヒゲで付着しますが、成長が早く葉がいっぱい広がるので、取りつかれた植物は負けてしまいます。

墨田区公式サイトより

 ヤブカラシは、庭の草木を枯らすだけでなく、花がハチを呼び寄せます。ちょうど今頃、花が満開です。
 うちの庭も実家の庭も、すぐにこれが繁ってしまいます。実際、ハチがかなり来ます。小さいハチもスズメバチも!

 スズメバチの主食は虫だったはずですが、蜜もデザートとして好きなんでしょうか。

 そんな呑気なことは言っていられません。実家の向かいの家には赤ちゃんがいます。

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