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日本酒の”無駄なさ”はまさにサスティナブル

酒を環境の視点からみることはあまりないと思うので、たまには

とにかく「ゴミがでない!」「無駄がない!」これに尽きる

って「お前に日本酒の何がわかるんだよ」…たしかに

実は2年ほど前になりますが、約1年ほどかけて、延べ400人以上の方にご協力いただいて「牡蠣に合う日本酒大賞」という取り組みを行ったんです

詳しくはこちらになります☟

おかげさまで、たくさんの日本酒関係の方とも御縁をいただき、実際に相当数の蔵の視察もまわらせていただく機貝…もとい機会もございまして、という次第、どうかお許しを

というわけで続けさせてください

磨いたお米の「粕(カス)」は「煎餅」や、家畜のエサになったり

醸した粕は皆さんもご存知「酒粕(さけかす)」になったりします

生酒は要冷蔵なれど、火入れしたものは「常温保存」が可能

最近は醸し途中の発泡したものも人気

ビンはリターナブルや再利用も可能

ときに「みりん(味醂)」となり
ときに「酢」となり味に彩りを添える

熟成すれば貴醸酒(紹興酒みたいな酒)
蒸留すれば米焼酎

酒蔵さんをまわらせていただいて共通していたことは

ゴミは従業員のランチや飲み物のみ

これエピソードだけでも、酒造りが如何に無駄が出ないかがわかろうというもの

噂によると発酵食品はコロナ対策になるとか

ちなみにコロナになって消毒用のアルコールだらけですが、人気なのは日本酒由来の「口に入っても平気!」が売りのものだとか

こちらとかですね…今年の3月までいた代々木上原に会社がありました、そういえば…僕のラボや牡蠣イベントでもずっとこれでしたね…会社が近くにあったのはたまたまですが

風邪を引くと甘酒を…発酵した菌は温めると死んでしまうだろうし、アルコールも飛んでしまうだろうから、これは単純に吸収のしやすさと栄養価かと

最近は酒を呑まない人も増えたみたいですね

SNSで情報がすぐ出まわってしまう…「やらかす」と取り返しがつかないことに…?!

でもその「やらかす」ことが古来から中国では「信頼関係」構築のスタートだったといわれています

「酔っぱらう」ことで本来の本音や本性、つまりは「素」が曝け出される…まずはお互いにそれを曝け出してから、関係を築こうではないか、ということだそうで

ゲームクリエイター時代、大連に行く機会があり「白酒(パイチュウ)」というやたらと度数の高い酒…たしかアルコール度数の表記は「60度”以上”」みたいな感じだったとおもいます

甘くヨーグルトのようなカルピスのような味わい

酌み交わすというより「あおり合う」

パイチュウ、コワイ・・・

そんな中国でも、いまでは「白酒禁止」らしいです、無理な一気呑みは禁止ということで

たしかに酒は感覚が麻痺して「暴飲暴食」しやすくはなることもありますが

適量は難しいものなれど「百薬の長」であることもたしかです

いずれにしても 日本酒の「無駄のなさ」は特筆すべきものがあるというお話でした

ちなみに「牡蠣に合う日本酒大賞」を受賞したお酒はこちらです☟

本日もご拝読感謝🙏

僕も牡蠣を軸に海にまつわる環境デザイン活動を行ってます。もしよかったらファンディング(募金などによる応援)をしていただけたらうれしいです☟


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