寝かしつけで悩まない
娘が生後5か月になった。
出産を終えてすぐに、育児について知らないことばかりで驚いたことを覚えている。
産後の疲れが取れない中で始まる頻回授乳。
生まれて間もない赤ちゃんは昼夜逆転していること。
すごく覚えづらく、種類の多い赤ちゃんの服。
そんな中で、「ネントレ」「セルフねんね」という言葉と出会った。
赤ちゃんの寝かしつけで苦労している私にとって、自分で一人で寝てくれる!だなんて、助かるし、すごすぎると感動した。
興奮気味に姉に話したときに、二児の母である姉は言った。
「何を幸せだと思うか?じゃない。」、と。
赤ちゃんが一人で寝てくれて、自分の時間が作れて幸せだ。
抱っこして、うろうろしなくても、添い寝でとんとんで寝てくれて幸せだ。
私がいて抱っこしてあげないと絶対寝なくて幸せだ。
いろんな形の幸せがある。これが正解だなんてない。
そんな姉の話がとても心に残った。
私は優等生なママではなかったので、危険だからベビーベッドで寝かしましょうというマニュアルの言いつけを破って、注意しながら添い寝をした。
その時、横から娘を見たときの幸せを忘れられない。
ベビーベットで眠る娘を上から眺めるでは、味わえないものだった。
娘をすごく近くに感じた。
5か月の娘は、「セルフねんね」はできないけど、寝かしつけはすごく楽だ。
暗くしてとんとんしてあげれば眠くなって、時々寝れなくて大泣きしたら座ったまま抱っこしてあげる。
眠くて「う~う~」唸っていた娘の額を撫でると、いつの間にか安心して、可愛い寝息を立ててくれる。
隣にいれば安心して眠りが深くなる。
今、そんな感じで睡眠不足などに悩まされているわけではないから言えるのかもしれないけど、
私の幸せは娘が眠りにつくとき、隣で見守ることができることだなと。
だから、私は「ネントレ」したいなんて全然思わない。
娘ちゃん、幸せをくれてありがとう。
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