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何のために働くのか?

教員で、現在育休中です。

夫が単身赴任していた離れた土地で子育てをしており、育休2年後にもう一度元の土地に戻って働けるのか…色々なことが未定な状態。

やめることになるのかもしれない。
それならば早めに職場に言わなくては…とモヤモヤしている状態だ。

ただ、育休中多くの人が陥るように、私自身も「働いていないことで、社会から置いてきぼりをくらっている感覚」を抱いている。

だから、夫には悪いけど再度単身赴任という形で、実家の近くの勤務地で働きたい!もしくは、転職して欲しい!と時々思っている。

母親世代から「子供は数年で手がかからなくなるのだから。」「せっかくついた仕事なんだからやめたらもったないなよ。」そんな風に言われると確かになと思う。

しかし、ブレブレなことに「あれ私ってそんなに働きたいんだっけ?」そんな気持ちも湧いてくるのだ。

そもそも私が教員になったのは28歳の頃だった。

大学を卒業して、希望していた業界で営業をやって三年半で辞職し、夢だったバックパッカーをした。

自由を謳歌する一方で、真面目で気の弱い私は「将来のこと」で時々不安になった。
そんな時に自由に生きている人たちの多くが手に職を持っていると気づく。
美容師、医者、看護師…。
特別な資格である必要はないから、自分も組織にしがみつかなくても良い働き方がしたいと思い、何か資格を取ろうと考えた。
そんな時に、学生時代に親に薦められてとった「教員免許」があるじゃないかと思い、営業でお金に関わる仕事は向いていないとつくづく感じていたし、真面目に受験勉強をしてきた自分には向いているのではないか、何より人に関わる仕事が良い。そんな気持ちで教員を目指す。
バックパッカーをしつつも、日本に帰国して勉強して教採に受かった。

そして、次の四月から若い人たちに交じって、新人を経験するのだけど、本当に向いていないなと思うときもあるが、何とか形になっていく中で、やりがいを強く感じる職業だなと何度も思った。見様見真似な付け焼刃な教員だったけど。

こんな風に仕事に就いた経緯を振り返ってみると、やっぱりブレてはいけないと思う。

何のために仕事をすると決めたのか。
自由に生きるためだ。
お金は必要だ!

自分の人生を自分らしく生きたい。
でもやりがいのある専門的な仕事もしたい。
そうして出会えたのが教員で、自由のために数年間は妊娠しないように気を付け経験を積んだのだ。

正規の教員にしばれれずに家庭を大切にしつつ、旅をはじめとした自分の趣味に時間を使いつつ生きていきたいと思っている。

そういう気持ちからもう一度、育休後の仕事について真剣に考えてみたいと思う。

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