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御神渡を見に行った晴れた日。
諏訪湖の御神渡りを見に行きました。
凍った真っ白な湖を、真っすぐ貫く氷の裂け目。
それが5年ぶりに現れたとニュースで聞いて、
ああ行きたいなぁと心がうずうずしました。
偶然、お友達が下諏訪に住んでいて、
偶然、お友達が有給取れたから、
三連休の前の快晴の日に行ってきました。
美しいなと思った理由は、見たこともない凍った湖の青なのか白なのか、
言葉にできない色を見たから。
凍った氷のきらきらつやつやした様が、彫刻のように、凛としていたから。
そして、それに加えてこの御神渡りが、昔の伝説に由来しているということを聞いたから。
御神渡りは上社の男神が下社の女神のもとへ出かけた跡だといわれている。
神様が、愛する女性のもとへ向かった跡だなんて、なんてロマンチックなんだろう。
そして、氷の裂け目を見てそんな風に想像した人がいたという事実。
「御神渡り」という言葉がつけられて、この氷の裂け目はより一層美しくなったのだと思う。
言葉は現象を表して、そしてそれに付加価値を付けている。
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