チェーン居酒屋から六本木の鮨屋まで格上げさせた僕の同伴術。
こんばんは。
ご飯のためなら死ぬ気で客をつかみます。ふぐおです。
今日は僕が夜職をしていたときの話です。
夜職には「同伴」という制度があるのは皆様ご存知でしょうか。
キャストは通常、直接お店に出勤するんですが、同伴の時はお客さんとご飯に行ってから出勤できるんです。
つまり「同伴」はお客様とご飯を食べた後にお店に連れて行くというシステムです。
お店の形態によって違うと思いますが「同伴」をしたときはご飯をタダで食べられる上に同伴料として自分にバック(お金)が入ってくるのです。
バックとしては大体4000〜10000円/時間が相場くらいでしょうか。
ご飯を食べるだけで普通のバイトなどの時給を軽々超えてくるのが実情です。
時給どころか、ご飯を食べるだけで大学生の日雇い日給程のお金が短時間で稼げちゃう訳ですよ。
人間って面白いですよね。
自分と飲み食いするだけでお金を払う人がいるって変な感じじゃないですか?
でも実際そういう人が世の中には割といるんです(笑)
不思議な感覚ですよね。
さて、同伴の内容を説明しましたが皆さんどう思いました?
「楽な仕事だなぁ」とか「簡単に稼げるなぁ」と思うでしょうか。
はたまた「お客さんとご飯食べるなんて嫌だ」とか「周りの目が・・・」
と思うでしょうか。
高時給の仕事というものはやはりそれなりの大変さが付き物なのです。
今日は同伴の良さと大変さと実態を混ぜ込みながら、皆さんに私の同伴術を聞いてもらえたらなと思います。
題して
チェーン居酒屋から六本木の超高級鮨屋に格上げした同伴術
です。
今現在夜職をされている方にとって大変有益なマインドや指名術を発信出来るかなと思います。
パパ活、ママ活にも応用出来る考え方ですので興味のある方は最後までお付き合いください。
さて、こんな僕も最初は固定客とチェーン居酒屋からスタートだったんです。
お金が発生している以上、僕はプロとしてお客さんの納得いく時間を提供しなきゃなーって思ってミライザ●カでしたけど全力で接待してましたね。
そしたら同伴の店のレベルが徐々に上がっていきました。笑
お金持ちのお客さんからしてみれば同伴は暇つぶしかもしれませんし、あなたが頑張ってるから良い思いさせたいという善意に基づく動機なのかもしれません。
しかしお金持ちのお客さんというのは夜職のキャストになかなか依存しません。
お金持ちの方は非常に頭が良く、また人間関係においてかなり慎重です。
ですのでお金持ちよりも普通のお客さんの方がキャストに依存してくれるし、感情をコントロールしやすいなという印象でした。
ということもあり、今回は一般の金銭感覚のお客さんから永続的に同伴指名を貰い続ける(更に同伴の店の質を上げる)方法について書いていきたいと思います。
そもそも同伴をするお客さんの心理って一体何なんでしょうか。
お客さん側からすると
・お店とは違った普段のキャストの顔が覗ける
・お金を出せばお気に入りの子と楽しい時間が過ごせる
・お店よりもプライベート感が強い接待
・お気に入りの子の恋人のような気分になれる
というメリットがあると僕はお客さん目線になって考えたんです。
お客さんが上記のことで満足することが出来たら次も必ずお金を払って自分を同伴してくれるはずです。
簡単じゃんって思いました?笑
実はこの4点を確実に抑えてる夜職の人って少ないのかなーって思います。(同じ職場には2〜3人しかいなかった)
具体的に何をすれば鮨屋に辿り着けるのか。
と言う話なんですが以下に僕が意識した4つのことを書き記します。
この方法で実際に僕もミライ●ザカから六本木の鮨屋まで漕ぎ着けましたし。
非常に再現性の高いやり方であると思っています。
他のnoteでも散々言ってますが僕の容姿は特別良い訳ではありません(笑)
誰にでも出来る意識改革で同伴のレベル上げは可能です!!
①聞き上手と話し上手を徹底
②自分からギブ
③特別感を感じさせる
④自分も素でデートする意識
上の4つが僕の意識してきたことです。
それでは1つ1つ解説していきますね。
①聞き上手と話し上手を徹底
これは基礎中の基礎です。
同伴だけでなく店内でも聞き上手、話し上手のキャストは売れてました。
ですが夜のお店と違って飲食店の店内はBGMが大きいわけではないので尚更聞き上手と話し上手の技量が試されるのです。
話好きのお客さんなら一方的に話すことにひたすら頷いて聞いていれば良いだけです。
ただ相槌や反応があった方が心理学的にも相手に安心感を与えるとどこかで読んでいたので、僕はめっちゃ相手の言ったことを繰り返すことを意識してました(笑)
例えば
客「でさ〜、この前のお店であんとき私とエミがさ」
僕「あーこの前のね、ハイハイ」
客「テキーラ20杯飲まされたじゃん」
僕「あー、あのテキーラ20杯のやつね笑、ハイハイ、やってたよね笑」
客「まじ記憶なくして気付いたら家の玄関で寝てたの、マッジうけるピエン」
僕「え、玄関で寝てたの?それはマッジうけるぴえん事案だわっっwwwww」
的な感じです。
ちょっと登場人物に癖を出しすぎました。汗汗
まぁ要は相手の発言にハイハイ言って頷いて無邪気に相手の言ったことを繰り返せば良いんです。
これが聞き上手と言えるのかはさておき、「あなたの話を聞いてますよ」と言うニュアンスは伝わりますよね。
とにかく相手に安心感を与える話の聞き方を意識して僕はやってましたね。
次に話し上手の件ですが、二人きりの場でコントのような話し方をする必要はありません。
お店でのノリはで雛壇芸人のような話し方の方がウケは良いですが2人きりの場では普通の会話の方がいいと思います。
ここでは目の前にいるお客さんの話を振るようにしましょう。
女の人は身につけているもの、肌、美容などを褒められるのが嬉しいと何かの記事で読んだ僕はよくそこから話題を絞り出してましたね。
お客さんをよく観察してその人が一番労を費していそうなトコを褒めると効果的なんだそうです。
「カバンについとるこのキーホルダー鬼滅やろ!好きなん??」
「何したら〜〜ちゃんみたいな赤ちゃん肌になるん??元が良いんやろうけどなんか特別なことしてるん??」
「〜〜ちゃんめっちゃ良い匂いするんやけど!!!体臭いい匂いすぎん???何これ、香水??」
こんな感じです。
コツは相手が聞いて欲しそうなことだったり、そのお客さんが自信満々に話せるツボを引き出すことです。
逆に友人との会話はよくオナニー会話になってしまいがちです。
自分が楽しかった話をして、自分が気持ちよくなる話題について一方的に激論する。
でも相手がお客さんだとそれはどうなのかな~っと思います。
相手の気持ち良さが優先ですから、やはりここは手マ〇ン会話を意識しましょう。
会話をしていると嫌でも相手が自分のことを聞いてきますから、最初は自分のことについて話す時は聞いてきたことに返答するだけで良いです。
また、お客さんも最初から新たに自分のことを事細かに話すより自分のことをある程度知っている人と会話した方が楽しいに決まっています。
なので基本的には一度指名したキャストと「前回のデートのアップデートをする」気でいることが多いんです。
つまり上手く会話をすることで、思い出をどんどんアップデートしていきましょうという話なんですね。(要は会話は重要すぎワロツァポイント)
②自分からギブ
これはかなり重要なポイントですので必ず覚えて欲しい項目です。
またまた心理学の話になってしまうのですが、皆さん返報性の原理はご存知ですか?
相手になにかされた時、人はされた以上のお返しがしたくなる原理のことです。
つまり、人間関係は最初にギブしたもん勝ちなんです。
これは同伴だけでなく様々な仕事にも使えると思うので覚えておいてください。
さて、じゃあ客に何をギブすれば良いのか。
答えは 体 …
ではないですよ(笑)
あ、もちろんですがそのお客さんに身体を売って六本木の鮨屋まで漕ぎ着けた訳じゃないですからね(笑)
正解は色々ありますが、僕はずっと「彼氏感」をギブしていました。
待ち合わせ場所にお迎えする とか お揃いの物を買ってくる とか お客さんとのLINEのトーク背景をツーショット写真にするなどです。
the 理想の彼氏像だと思いません?笑
おソロのものに関しても何でも良いんです。
僕は韓国で買った1つ100円の指輪とかを渡していました(最低)。
お金を500円程度かけるだけで次の同伴も確実になる裏技です。
自分からのギブをやらない手はないでしょう。
ギブするものは色々あるし、ほんとに全くお金をかけなくてもなにかしら与えることは出来るはずです。(例えば、手紙とか)
僕はよくお客さんに貰った財布とかキーホルダーとかを、別のお客さんにギブしていました。
これ超おすすめですよ。
自分の家の不要物が消えるし、お客さんにギブが出来るし。
僕は部屋が片付いて嬉しいしお客さんを喜ばせて嬉しい。
お客さんは「僕から貰った」という付加価値がついたキーホルダーをGET出来て嬉しい。
お互いWin-Winじゃないですか?
積極的なギブは本当に効き目抜群なんです。
まさに 海老で鯛を釣る ならぬ ゴミで飯を食う。
まあ下品すぎる言い方をしてしまいましたが、、、結構この考え方って大事で こちらが与えた以上のことを絶対にお客さんは返したがってきます。
僕も実際にコンビニでフリスクを買ってあげただけで、お返しで同伴の日にハイブランドの指輪やブレスレットを貰ったことがしょっちゅうありました(笑)
大事なのはお客さんに積極的にギブしようという気持ちなんだと経験から学びました。
これ、騙されたと思って試してみてください。めちゃめちゃ効果あります。
③特別感を感じさせる
やっぱりお客さんって特別扱いにすごい弱い生き物だなぁって私生活でも思います。
例えば僕も居酒屋などに行った時
「お兄さん!これモツ煮余ったからサービスね!!」
と言ってくれたら常連にもなりたくなりますよ。
自分だけ特別扱いされているってお客さんに感じさせることが大事なんです。
「この前の旅行のお土産!!他の人の分買ってないから〜〜ちゃんにだけ同伴の時に渡そうと思ってさー!」とか
「うちの店に来るお客さんの中で〜〜ちゃんが一番可愛いと思う俺めっちゃ見る目あるくない?笑」とか
「お客さんの中で付き合うなら〜〜ちゃんかなー。いやマジで。」とか
僕はよく言ってました。
あと一番効き目があるのは悩み相談をすることです。
これはこれを読んでいる方にぜひ真似してほしいことです!笑
もちろんこれは何度か同伴や店での付き合いが増えてからの話です。
ある程度そのお客さんにも「このキャストは自分のことを気に入っている」と思わせてから僕が毎回やっていたこと。
それが
悩み相談を持ちかける ことです。
そもそも世の女性が夜の街であんなにも高いお金を払ってまで男性を指名して飲み歩くのってなぜだと思います?
自分を必要とされたいからなんです。
なので本質的にはお客さんは別にキャストとSEXがしたいわけでもなく、お酒が飲みたいわけでもないんですね。
自分を必要としてくれる男性が欲しいだけなんですよ。
なのであんなに高いお金を払って自分を必要とされたがっているんです。
そんな女性に効き目抜群なのが「悩み相談」という必殺技なんです。
普通に異性の友達とかから
「ふぐおくん。ちょっと聞いてー」
とか言われたら、この人自分のこと必要としてるって絶対感じるじゃないですか。
その心理の応用って感じで僕はやってましたね。
担当の役に立ちたい、必要とされたい という承認欲求を満たすもの。
それが
悩み相談 です。
「〜〜ちゃんだけにしか言えないけどさ、ちょっと相談して良い?」
なんて持ちかけてみてください。
3億ぱー嬉しそうな顔をして食いついてきます。
一度悩み相談を持ちかけると、次はお客さんから
「なんかあったら私が聞くからご飯行こうねー」なんてLINEがきます。
もうこのLINEが来たら勝ちですよ(笑)
「ねぇちょっと相談したいことあるから二人でゆっくり話が出来るとこで話したいんだけど」と返してみてください。
相手が誘っているので同伴は確実に成功します。
お客さんは自分が必要とされたことが嬉しくて浮かれちゃいます。
「どっか行きたいとこあるの?」と聞かれたら同伴術は成功です(笑)
聞かれたらダメ元で、鮨屋や個室のすき焼きや静かな高級割烹などを答えてみてください。
相手から同伴に誘っているという断りにくい状況を戦略的に作っているので50%くらいの確率で高級店同伴のOKが出ます。
僕は実際にこの手を使ってチェーン居酒屋から六本木の鮨屋まで漕ぎ着けました。
皆さんにも是非真似してもらいたいポイントです。
④自分も素でデートする意識
やはり固定客を増やしたいならこの「素でデートする意識」が大切になってくると思います。
お客さんも好きな担当とデートするんですから当たり前に緊張しています。
いくらあなたのことが好きなお客さんでも緊張しすぎるデートは心理的にも重荷となってしまい、同伴の回数は減ってしまいます。
そうじゃなくて、あなたがその緊張の紐を解いてあげるとお客さんもリラックスして楽しい雰囲気の同伴を作り上げることが出来ますよね。
僕は友達と待ち合わせる感じで合流してましたし、店の外では普通のお兄さんですよみたいな自然体な感じを意識してました。
いかにもキャストと客っていう図を見せつけながら歩くのもお客さんは嫌だろうし、何よりお客さんって好きな担当の普段の顔を見てみたいと思うんですよ。
店とのギャップを見せるのも嬉しいと思うし、
「この人の彼女になったらこんな感じなんだろうな〜」という感情をお客さんに与えていましたね。
客感じゃなくて“彼女感”を味わえるのが同伴の良さだと思うから。
あと人間って変化を恐れる生き物ってどこかのサイトで読んだことがあったのでその心理も応用してました。
(ここまで自分を彼女扱いしてくれるのはふぐおしかいない!嫌われるのが怖い!他のキャストだったら自分を大切にしてくれないかもしれない!)と思わせるようにしていました。
なので変化を恐れるくらい依存させる という意気込みでお客さんのことを大切に扱っていました。
よく日曜のお昼の番組ザ・ノンフィクシ○ョンでお客さんを大事にしないホストなんかが特集されたりしますよね。
実はあのようなキャストに関して滅多に良い話は聞きません。
普通の女の子が何百万、何千万もキャストに貢いでおいて大事にされなかった。
👇
「しゃあねぇ。諦めるか(笑)」
となる訳がないんです。
お店を引退するときの事を考えても、仕事としてのプライドを考える意味でもお客さんを大事にしておいた方が後々キャスト側としてもメリットがあると思います。
ですので僕は普通の女の子とデートするような感覚でお客さんと接していましたし、人間対人間の付き合いをするように心がけていました。
もちろんご飯を御馳走してくれる時は「ご馳走様でした」と言うように自然なエチケットをお客さんに見せていました。
当たり前のことを当たり前にできるキャストと出来ないキャストだったら勿論できるキャストのが可愛がられるかなーっと思って僕は続けていましたね。
めちゃくちゃいい子なように書いてきましたが、実は僕自身もそうでもなかったかなと思います(笑)
同伴の時は食べたいものを頼むし、遠慮はせずに色々割と好き放題してました(笑)
遠慮して物静かなキャストより、好き放題して楽ませるキャストのがお客さんも好きだと思うので。
こちら側の仕事は楽しませることなのでむしろ遠慮は良くないのかなと思ってました。
その代わり、、、②で話したとおり、ギブするとこはとことんギブしてました。
さっきの店奢ってくれたから、コンビニでタバコ買ってあげる!とか言えば高級寿司屋の8万円はチャラになります(笑)
500円そこらで8万円の同伴が出来るわけです(笑)
しかも永続的に同伴が続く。
指名され続けるキャストってここの違いだと思うんですよね。
お客さんには1円も払わないキャストか、数百円払って数万円以上の価値を勝ち取るキャスト。
つくづく物事は先行投資だなぁと思いました。
普通にプライベートで人と遊ぶ時のことを考えたら④の素でデートする意識はクリアできると思います。
さり気ないギブと素のデート感覚を意識していると必ずお客さんがこちらにメリットのあるものを提供してきます!
これ、ほんとに効き目ありますから真似してみてください!
まとめ
ということで以上が、僕が実際にチェーン居酒屋から六本木の鮨屋まで格上げさせた指名術となります。
読んでくれた方は本当に明日からでも実践して欲しいです(笑)
効果てきめん過ぎて驚かれることと思います。
それでは今一度継続した指名を貰い、チェーン居酒屋から鮨屋まで上り詰める同伴術を復習しておこうと思います。
大事なのは
①聞き上手と話し上手を徹底
②自分からギブ
③特別感を感じさせる
④自分も素でデートする意識
です。
今日からでもぜひ真似してみてくださいね。
ここまで御精読頂きありがとうございます!
ではまた次の記事でお会いしましょう。サヨナラ!!