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自己矯正記12 『「助けて」が迷わず言える世界を作る』

とある介護事業所の責任者をしながらnoteで使用するイラストの著作権を気にする男、ryuです。
尾田先生、お願いだから訴えないでください。

私が責任者になり丸3年が過ぎようとしています。
思えばこの3年間はそこそこに大変で、前任の責任者が引き継ぎもせずこっそりと今まで自分が作り上げたデータを消し、事業所運営に必要な最低限の情報だけ残して急に辞めたことが始まりでした。

何をするにも失敗を繰り返し、時には400万円の報酬が会社に入らないミスをしたこともありました。

とにかく何をすればいいのかわからないながら手探りで働き、さらに今後のためとお金にならない仕事をたくさん引き受けるようにしました。

ここには明確な下心がしっかりあって
①みんなにとって「仕事を頼みやすい人」になろうということ。
②下地のない自分にとっての「頼れる人」を作ること。
③最後に無名である自分の存在をベテランさん達に広げること。

特にお金にならないし大した得もない、そんな誰もやりたくないけど誰かがやらなきゃならないような仕事ほど積極的に手を挙げ取り組みました。

そのため自分の本来やる仕事とそうではない仕事で時間も頭も一杯一杯。
一時期は毎晩のように夢には仕事の場面が出てきて、夢と現実の区別がつかないこともありました。
が、そういった日々にも今となっては労いと感謝です。

現在は落ち着いていますが、その頃から目を背けて後回しにしてきた仕事の山があります…自業自得です。
それでも変わらず目先に飛び込んできた実益を伴わなくても人助けになる仕事を優先するスタンスは変わりません。
特に誰かのヘルプであるなら迷わず「喜んで!」と意識高い系居酒屋風に応えましょう。

さて、今までの私のお陰で今の私には「助けて」と言える相手と「助けて」と言ってくれる相手が増えました。

2日前、知り合いの事業所の方から「力を貸してほしい」と頼まれて二つ返事で依頼を受けました。
昨日、私の手に負えないと判断し別の知り合いに「助けて欲しい」と依頼を出しました。
そして本日、受けた依頼の解決に目処が立ちました。

小さいですが私の目指していた形になりました。
本当に嬉しかったです。

今後目指しているのは全てのグループホーム間でこれができるようになること。
願わくばグループホーム業界に留まらず介護業界全体で連携が取れるようになって、気軽に声を掛け合えるようになることです。

最初は自分のためでしたが、気付けばこの業界を良くしたい思いに変換されて動くようになりました。(もちろんその先に下心有り!w)

札幌を中心に少しずつ活動していきますので、前向きに活動する介護従事者を見たら私かもと思って協力してあげてください😊
ちなみに今はグループホームとグループホームを探す人たちをつなぐ仕組みづくりをしています!

いつも通り長い文章にお付き合いいただきありがとうございます!
スキ、コメントは気軽にください。
否定も肯定も全て受け止めます。

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