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人を愛することが出来るという能力

・少し前にTwitterで話題になっていた、フォーリンラブバービーさんの結婚相手のエッセイを読んだ。
誰かと一緒にいる意味と2人での関係性を築き上げていく過程が丁寧に順を追って記されていて、ついつい考え込んでしまう。

・相手をより深く知るために、お互いに時間を掛けていくことの生産性をついつい考えてしまうのは可笑しいだろうか。意外なスピード婚をした友人は、そのお相手に会ったその日に「この人と結婚するな」と思ったらしい。私もそれを待つのは馬鹿げているだろうか。

・世の中の様々な事象の中で、恋愛は殊更に訳がわからない。相手の人となりを深く知りすぎることでその人が嫌になるということは無いんだけど、なんか背負わされた気持ちになってしまう。丸ごと愛してね、なんて言われたらビビり倒してしまうだろう。それはご自身でやって欲しい。私は私で好きなところを見つけるから、そんな感じで楽しくやらせて欲しい。

・考えすぎたら負けだと誰かが言った。深く考えたら結婚なんて出来ないらしい。勢いが大事だと。それも一理ある。個人的には友達を見つける感じで結婚したいんだけど、それにしては付いてくるものが多すぎる。合致していないと厳しい条件が多いし、お互い好きに生きていってオッケーかというとそうでもない。自由度があがる側面より動きが制限されるイメージの方がなんとなくある。あ、でも広い家に住めるのはいいな。一人暮らしだとそのあたり限界がある。あと今の家追い焚きないんだよなあ。追い焚きはしたい。

・仲の良かった友人も結婚したり同棲を始めたりし出した。異性の友人だともう会うことは難しい。同性の友人も会うことは出来ても深夜まで連れ回すことはしない方がいいし、子どもがいたら尚更だ。

・恋愛体質と呼ばれる人もいる。そういう人は割とずっと恋人がいる。だからもうとっくに結婚してるかというと別にそうでもない。ずっと恋愛がしたいって話なら結婚は足枷だったりする。婚姻は一途さもしくは諦めがないと出来ないらしい。人間は脳が発達してるから始末が悪い。ルールを作ってそれに苦しむ人間。考える葦というか考えすぎる葦。

・ノリで結婚できる楽しい人居ないかな。丁寧に考えすぎるには、人生は短すぎるので。

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