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背筋がゾッとした話【ホラー】【オカルト】【不思議な夢】

どなべ(@donabe_gohan)です。久しぶりのnote投稿です。

※この記事は、ポケカとは全く関係ありません。※この記事は、私の記憶を頼りに書いた体験談であり、ただの備忘録です。興味のある方だけご覧ください。

【今後について】

新型コロナウイルスによる影響でポケカの大会が中止となり、12月下旬に獲得したCL京都の優先権はまだ使えていない状況です。大会が元のように開催されるのがいつになるのかわかりませんが、ポケカの情報はこれからも見ていこうと思っています。(気まぐれにデッキ組んだときは記事にするかもしれません) 《2020年5月》

では、ここから本文に入ります。

これは、霊感や霊障には縁の無い私が唯一、不思議な体験をした話だ。もう8年か9年くらい前のことなのに、今でも鮮明に覚えている。

なんか怖い話としてのハードルが上がっているようだが、結論を言うと変な夢を見ただけだし、オチがあるので安心してほしい。(というかオチまでちゃんと見てほしい)

当時私は小学校高学年で、心霊系はマジで怖くて嫌いだった。(でも気になる性分)そのためほん怖見た後の風呂場は怖いし鏡も怖い、お化け屋敷も入れないし学校で「さっちゃん」の都市伝説が流行ってその唄を聞いてしまったときは対処法として聞いた通りバナナの絵を描いて枕の下に敷いて寝たりした。そんな怖がりな少年だった。

ある日、いつも通り布団で寝ていると、何かの景色が見えてきた。(あ、これは自分が夢を見ているんだな。)とすぐに気づいた。
夢の中で、私は何かを探しているようだった。
(ここは夜の山の中か?)
周りは木々が生い茂っていて、私は斜面の上で必死に落ち葉を掻き分けていた。
赤い光に照らされ、ふと斜面の下を見てみる。そこには、救急車やパトカーが何台か止まり、赤色筒を回転させていた。まるで自分が警察に追われているかのようだ。
(必死になって探すのは、まさか死体か?夢の中の自分は、
あろうことか殺人を犯してしまったのだろうか。)
そう考えながらも、夢の中の私は手を止めることなく落ち葉を掻き分ける。
と、何かが手に引っかかった。見ると、真っ白な指先が土の中から顔を出していた。
(これだ…!)
夢の中で、かすかな胸の高鳴りを感じる。ここに死体が埋まっているのか。
あくまで夢の中……ではあるが自分が殺人犯として追われている、というドラマような展開。焦燥と、この奇妙な夢の続きを見たい、という好奇心に駆られながら、夢の私は無意識のうちに土をどんどん掘り進めていく。

そしてついに、真っ白な左腕が露わになった。

その様子は赤色筒に照らされ不気味だった。が、夢の私は、
(おそらく死体は全身が埋まっているのだろう、
肩は埋まっていて、まだまだ掘る必要がある。
早くしないと捕まるかもしれない。)
と考えたほど、夢の世界に没入していた。
そして、また掘り進めようと手を伸ばしたその時
"ぐっ"
突如、私の右手を何かが掴んだ。それは、さっきまで埋まっていた真っ白な左腕の手だった。
埋まっているはずの死体が動いた。掴まれた。一瞬にして頭の中はその恐怖で埋め尽くされた。
死体が掘り起こされるのを拒んでいるのか。はたまたゾンビなのか。
でも、何かが変だ。おかしい。
これは夢だ。自分でも分かっている。
それなのに、
それなのに何故、確かに掴まれている感触があるんだ?
今掴まれている、この手は、誰の手だ??
パニックになった。

夢と、現実が、リンクしている。

そして自分が今、夢と現実の狭間にいるのを感じる。
このときの私は、自分に何が起こっているのかを考えるので精一杯だった。
そして頭の中で、自分が果てしなく嫌悪し、拒絶してきた"ある存在"がよぎる。

"幽霊"

背筋がゾッとした。この瞬間、一気に現実に引き戻された。夢から覚めたのだ。
だが、右手は変わらず、"手のような何か"に掴まれている。
その事実が、あまりに恐ろしくて目を開けられない。心臓が破裂しそうなほどにドクドク鳴っている。
いや、それどころか全く身動きが取れない。首から上がガッチリ固まって動かせない。
これが俗に言う、「金縛り」というやつなのか。
呼吸ができない。自分はこれからどうなってしまうんだ。
何だこれは。怖い。助けて。
掴まれている右手に、全神経を集中させる。こうなったら…
逆に掴み返してやる。
そう考えた私は、なんとか動くようになった右手で、"手のような何か"を強く握った。
“手のような何か“に反応はない。皮膚と骨の感触。なんだか力が抜けているような。
…あと、微かに温もりを感じる。
ならば、これはやはり手なのだろうか。
次は、形を確かめるようにゆっくりと握る。

にぎにぎ。

うん、やっぱり手だ。
でも、どういうことだ?幽霊がそこにいるのか?
手の感触を残したまま少しずつ、金縛りが解けていく。
頭も動くようになった。でもまだ目を開けるのが怖い。怖いけど、心を落ち着かせて恐る恐る目を開ける。
そこには幽霊の手なんか無かった。そして自分の右手も無かった。いつもの寝室の変わらぬ景色。布団の上にいて、そこからドアが見えるだけ。
だが、まだ手の感触は確かに残っている。
ドクン。鼓動がまた激しくなる。
俺の腕はどこへ?何が起こっている?

そして気付いた。自分は今、頭の上で手を組んだを体勢になっている。

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(↑これは1年前の私なんですけど、今でもこんな感じの寝相になることがあるみたいです。疲れてるんかな)

…つまり、幽霊だと思って掴んだのは、自分の左手だったのである。

ホッとしたが、心臓はしばらくバクバクしていた。時計を見ると、朝の4時を過ぎていた。こんな体験をしたのは初めてで、本当に怖かった。(終)

最初に書いた通り、自分には霊感というものが無く、霊障にも一切遭遇してきませんでした。

(変な夢はたまに見たりしますが)

・高層ビルから飛び降りて地面にぶつかる寸前で目が覚める
・雨の駐車場でパラソルを広げてふわふわ飛んで車から車へ飛び乗ってたら距離を見誤って車に激突する寸前で目が覚める
・夢の中で勉強(大学受験生のとき)
・夢の中でマリオカート  など…

(↑自分が覚えている夢だとこんな感じw)

寝室が曰く付きというわけでもなく、(現在は引っ越して別の場所に住んでいます)その後何か不幸なことがあったわけでもない。

結局はただの夢、という結論です。小学生時代に何故あんな物騒な夢を見たのか、突然夢と現実がリンクし始めたのは何だったのかは分かりません。

とにかくこれでこの話はおしまい。

自粛期間でnoteに書く話のネタを考えていたら思い出したので、書いてみました。

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました!

オチも含め大したことない話ですが、ちょっとしたホラーな感じで楽しんでいただけたなら幸いです。

今は心霊系の話は好きなので、体験談とか感想とかをコメントいただけるととても嬉しいです。

最後に、一眼レフで撮った写真を載っけて終わりです。星を撮影する際、真夜中の山はぶっちゃけ今でも怖いですが、1人じゃなければ大丈夫…。あと、夜中は星空の写真しか撮らないので心霊写真は一度も撮ったことがありません!笑

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魚眼レンズで星空撮るためにわざわざ中古品買って持ってきたけど当日寒すぎて撮るのやめた…のを朝起きてめっちゃ後悔しながら撮った青空。 まぁ要するにただのアホ。静岡県富士見市にて

では、またどこかで。

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