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Hello,”C”asual

僕の今までのカメラを選ぶ基準は性能よりも見た目や質感、シャッターフィーリングなど、何か”特別感”のようなものが優先でした。

ですが、ライフスタイルの変化に伴ってカメラを選ぶ基準っていうのは少しずつ変わってきて、
数年ぶりにカメラを買い替えることにしました。

今回はそのカメラを買うに至った理由とファーストインプレッションを記録しておこうと思います。

新しく買ったカメラ

箱型デザインが意外と可愛い

今回、購入したのは最近発売されたSONYの「α7CⅡ」です。
今まで使ってきた「LUMIX S5」や「SIGMA fp」のLマウントからの変更になります。

わりと長いこと写真を嗜んでいますが、わざわざ予約までして発売日にカメラを手に入れたのは初めてです。

僕のことを知っている人であれば、僕がαを選択したのは意外だと感じるかもしれません。自分でも不思議。

実は僕が1番初めに購入したカメラは「α6000」というSONYのAPS-C機で、そこから「α6500」や「RX1RⅡ」なんかも使っていたので、久しぶりのSONY機です。たぶん、5〜6年ぶりくらい。

α7CⅡを選んだ理由

僕がα7CⅡを選んだのは、もう少しAF性能の優れたカメラが欲しくなったというのと、システムをコンパクトにしたかったというのが主な理由です。

安定と信頼のSONYのAF

僕の被写体は主に家族なのですが、我が子ももうすぐ2歳。

最近ではかなり動き回るようになってきて、今まで使っていたカメラのAF性能では子どもの動きを捉えきれないシーンも増えてきました。

LUMIX S5も後継機が出てAF性能がかなり良くなったようですが、今後長く使うことを考えるとSONYの方が失敗が少ないかなと思っています。

ハイスペックかつカジュアル

今の僕のライフスタイル的に、“撮り逃さない性能”と”生活に馴染むカジュアルさ”の両立が必要です。

そのためにはシステムをコンパクトかつ十分な性能が両立してる必要があるのですが、「SIGMA fp」では仕様的にメインで運用するには難しい。
結果的に他のカメラを併用する必要があるのですが、「LUMIX S5」ではカジュアルさに欠ける。

そこで出てきたのが「α7C II」でした。
α7Cの「C」はコンパクト(Compact)のCらしいですが、僕にとってはカジュアル(Casual)のCも含んでいると勝手に感じています。

最初に選んだレンズはSIGMA Iシリーズの35mmと65mmにしたのですが、画質やボケ感を妥協せずカジュアルに持ち出せる絶妙な組み合わせだと思います。

α7CⅡのファーストインプレッション

前モデルよりも大きくなったとは言え未だに小さいファインダー、シングルSDカードスロット(CFexpress非対応)、ジョイスティック非搭載、シャッターが電子先幕シャッター(オンオフの切り替え不可)など気になる仕様はあれど、今の所使い勝手は良好です。

まず、なによりもコンパクトで軽いのが最高すぎる。
デザインや質感は好みはあれど、ここまで完成度の高いカメラはなかなか無いと思います。

前モデルで気になったグリップのホールド感やダイヤルが少ないことによる操作性の低さも、モデルチェンジにて全く別物に変わった感覚です。

このグリップなら、いつかは使いたいSONYの「GMレンズ」やSIGMAの「Artレンズ」なんかも十分ホールドできそうだし、使い勝手に関する妥協点はかなり少なくなったように思います。

AFに関しては現状では大満足で、今までは諦めてた(撮ってもピントを外してることが多かった)シーンでもばっちり撮れる。これだけで乗り換えた価値があります。

ファインダーは、やはり小さい印象を受けますが十分実用レベル。
ファインダーでMFを多用するとかではない限り、不満は感じないと思います。

気になる画質ですが(ここからは完全に主観ですが)、ここは今のところネガティブに評価しています。

というのも、画素数が高いことによる解像感の高さはあまり感じない割に、明らかにLUMIXと比べて暗所性能が低い気がしてます。

ISO1250

ISO1000を超えるくらいから明らかにノイジーで、粒状感もなんか気持ち悪い。
トータルとしてはそんなに差は無さそうですが、良くも悪くも「SONYっぽさ」があってまだ慣れてない感じです。

シャッター音に関しては、前モデルの「α7C」の時に感じたなんじゃこれ…感が無くて、想像よりも良かったです。好きではないけど。

まだ使い始めて間もないので、詳細なレビューはもう少し使い込んでからブログで記事にしようと思っています。

最後に

数年振りにマウント移行を果たして、まだまだ使ってみたいレンズは揃っていませんがのんびりレンズを集めていきたいなと思っています。

以前までの僕なら、同時期に発表されたNikonの「Zf」に飛びついていたところですが、ひとまずいくつかある使いたいレンズを体験するまではEマウントを楽しみたいと思います。

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