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WTRL Duathlon 再開 September 2023 R3

JETT苦戦中

前回8月上旬の参戦から丸一月以上、私用やら仕事やらリアルレースやらでお休みが続いていた。その間もJETTの仲間は参戦を続けていたが、同様にリアルレースの都合で出られないメンバーも多く、チームとしては苦戦していた。

トピックとしては、これまでずっとフル参戦を続けていたJETTデュアスロン部Itsu監督の連続出場記録が途絶えてしまうという「事件」があった。これには私も彼のモチベーション維持に一役買っていた気もするのでちょっと申し訳ない気持ちになった。

ともあれ、リーグは9月から既に新規シーズンが始まっているので、シーズン総合のポイント順位はもはや期待できない。一試合ごとに頑張るだけ。そもそもこのリーグ参戦は、一週間のうちに一日くらいは高強度練をやっとくため、と言う意味もある。

しかし珠洲〜佐渡のToast〜Burntコンボの後、練習は再開していたもののどうも疲れが抜けきってないような、今ひとつモチベーションが盛り上がらない状況が続いている。今季最終戦マレーシアに向けてなんとか気持ちをアゲていかないといけない。

新ルール

さて、今年度から新しいフォーマットになったZwiftデュアスロンシリーズだが、前回のシーズンでトランジションが5分に短縮されたため、特に実走勢から悲鳴が上がっていた。家の前からバッチリなコースだぜ!というような恵まれた人ならともかく、大抵の人はしばらく移動しないと「安全に」走れるコースが無いからだ(かつての自分もそうだったが、その頃はトランジションが10分だった)。

そこで運営も一計を案じたのか、今回からトランジションが7分に緩和された。ランの時間は20分と変わらず(そこでランを18分に縮める、ということにはならないんだね)。そのあたりも含め、現状のルールや参加方法について詳しくまとめてくれているのがJETTの盟友Kitaiさんのブログだ。

とてもわかりやすく記載されているので、Zwiftデュアスロンに興味のある方はぜひ参照されたい。

ラウンド3

そんなこんなでイマイチ気乗りのしないまま迎えた9月20日(水)。相変わらず日本からはどうにも時間帯の選択肢が限られ、自分はOpt5の午後7時ほぼ一択である。さっさと仕事を終え、晩飯をかき込んで6時半前くらいにログインしてアップ開始。本番コース「Turf N Surf」の試走をしておく。

Zwift Insiderより

いつもはペースパートナーに乗っかって回すのだが、TTバイク(Cadex Tri)なので一人で淡々と、、、と思ってたらJETT仲間のAzuさんもやってきた。やはり試走をしにきたと思われ。彼は4.5倍マンだから今回もかっ飛んでいくに違いない。

このコースは、スタートしてしばらくのNeokyo区間はともかく、Urukaziに入ってからが結構いやらしい坂道やダートが含まれており、気が抜けない。以前たしか一度同じコースがあって、その時はコース終盤の8の字の辺りまでたどり着いた記憶がある。

バイクスタート

例によって最初「だけ」5倍でかっ飛ばして距離をちょっとだけ稼ぐ。あとは4倍をできるだけ維持する・・・が、たちまちタレた。まぁロングトラのためにエンデューロ系のトレーニングしかしてなかったから、しゃーない。

今回は前後に競る人がいなくなって、ひたすら一人で踏み続けることになった。下りですこし休んで、上りでギアかけて踏み倒すの連続。キツい・・・ただひたすらにキツい・・・でもこのフォーマットでだいぶ何度もやってるから、だんだんと「対処の仕方」がわかってきたような気もする。気のせいかもしれん。

バイクの結果は、22.93km 229point、3.7W/kgであった。コース終盤の8の字の辺りまで到達したが、前よりちょっと手前で終わってしまった。

トランジション

気を取り直してランへ移行。ここでやはり2分の差は絶大だと感じた。完全にランモードに移行してからまだ5分近くあった。この精神的安心感は大きい。だいぶ心拍を落ち着かせることができる。

今回もブレーカー対策のため、すぐにエアコンをオフできるようリモコンを手の届くところに置いている。最後にスパートする直前にエアコンを切るのだ。

と、その時画面左上で「接続エラー」が出た。へ?なんやなんや?アッ心拍が無い・・・!!慌てて乳バンドをゴソゴソやるがダメ。接続画面から繋ぎ直してもダメ。当然のことながらこれは電池切れであるからして、そんなことで復活したりしない。やってもうた・・・ルールのところで「心拍計を付けずにUnrealisticなスピードだしたやつはDSQ」という記載があったのを思い出した。マズイ・・・

ランスタート

この件で狼狽えてしまい、もともと低かったモチベーションが地に落ちてスタートまでに速度を上げておくこともできなかった。しかしそうは言ってもちゃんと走らないと練習にならないから、もうどうにでもなれ、という気分で15.1km/h(3分58秒)に上げる。

ここで、最近少しずつ気になっていたトレミのベルトの「滑り」が強烈に感じられるようになった。着地した瞬間にベルトがズリッと滑って「アワワ・・・」となってしまう。ジョグならともかくキロ4で走ってる最中にそんなことなったらまともに走れない。しかし走りながら直せるわけがないので何とかこのまま行くしかない。

当たり前だがキロ4切りの走行はメチャクチャ厳しい。しかし、以前のシーズンの時のような絶望的な苦しさではなく、ギリギリのギリで耐えられる線、という感じになっている。2キロを過ぎて、もうちょっと行けるかも?という気がしてきた。よし0.1km/h上げてみよう。ポチ。・・・

「バチン」(実際には、無音)

すべての騒音が消え、周囲は漆黒の闇に包まれた。「また、やってもうた・・・」まさか途中で15.2km/hに上げただけで落ちるとは思わなかった。どうやら気温の関係でエアコンの負荷が思いのほか高まっていたようで、15.1km/hがギリギリの線だったようだ。

しばらく途方に暮れたあと、シオシオとブレーカーを上げに行く。あとはMacに残されたfitファイルを救出して、それまでの記録がWTRLに上がることを祈るだけ。

結果、いつものように途中までの記録は一応認定された。2.57km 128point。バイクラントータルで357pointに沈んでしまった・・・

こうなっては、いくらなんでももうちょっと抜本的な対策を打たないといけないが、次の一戦が済んだらその次はマレーシア行きなので、また二週お預けになる。次週は「エアコン設定温度上げ」+「途中で速度いじらずラストスパートに賭ける」で乗り切りを図ろう。さてどうなりますやら。また来週。

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