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Voicyでインタビューしてることについてインタビューされて気づいたこと

このnoteでは、Voicyの裏話的な感じで、Voicyでは言ってないけど思っていることや気づいたことを書いていきたい。

インタビューについてインタビュー

先日ある方から、「わおんさんのVoicyの取り組みについてインタビューさせてください。」というオファーをいただき、今日がその取材日だった。

インタビューの依頼を受けると、人の役に立つ話ができるのか聞いた人は面白いのかわかりやすく伝えられるのかと不安になる人もいるかもしれない。でも、私はインタビューすることと同じくらいインタビューされることも好き。

まず、インタビューをされると自分自身の振り返りになる。今日のインタビューでも、なぜVoicyを始めたのか、不安はあったか、どのように録音しているのか、どのようなことに苦労しているのか、今後やりたいことは何かなど、たくさんの質問を受け、良い振り返りになった。それと、インタビュアーの方がいかに私の放送をよく聞いてくださっているかが伝わってきた。ありがたい。

次に、どうやってシンプルに回答するか、どうやってわかりやすい例を挙げるかと考えることが楽しい。相手のリアクションを見て、伝わっているなと感じるとき、面白そうにしてくれているとき、ほっとする。

こんな前向きな捉え方は少数派かもしれない。でも、Voicyのゲストからもたまに「良い振り返りになりました。」という感想を貰う。

インタビュアーの方へのお願いしていたこと

事前にインタビュアーの方にお願いしていたことがあった。

「これで私からの質問は以上になります。では、Voicyの感想ですよね。」

そう。インタビューが終わったら、少しVoicyに対する意見や感想を聞かせてほしいとお願いしていた。

「本当に毎週欠かさず聴いています。上から目線に聞こえてしまうかもしれませんが、回を重ねるごとに慣れていく感じが伝わってきます。時間配分も良いし、質問内容も一般的なことから少し具体的な質問まであり、聞いていて勉強になります。ただ、一つ挙げるとすると、まだ少しかしこまっている印象を受けました。今日、1回インタビューしただけで、すごくわおんさんの人柄が伝わってきました。Voicyでも、今日のようにもっとリラックスして楽しんで話せるんじゃないかと思います。その方が、リスナーも聞いていて楽しいと思います。」

この感想には心当たりがあった。

もっとリラックスして話したい

単純に緊張していたとか、ゲストの方の回答が難しくてうまく受け答えできなかったとか、いろんな理由があると思う。(インタビューを受けていただいたのに失礼…。)でも、一つだけリラックスして話せる回とリラックスして話せない回の大きな違いに気づいている。

それは、ゲストの方の会社の広報部門のチェックが入るか入らないかという違いだった。もちろん、広報部門のチェックが必要なことは理解できる。でも、広報部門のチェックが入るとなった場合、対人ではなく対会社にインタビューしている気持ちになってしまう。さらに、Voicyでは一度取った音声を編集しないという特徴があり、仮に広報部門から「1分20秒~1分25秒の間の一言をカットしてください」なんて言われたら、録音をやり直すか、他の録音ツールを使って編集し、音質が下がった状態で放送することになる。録音のやり直しや編集を避けようと思うと、さらにかしこまってしまう。

今日の本質的な質問

インタビュアーの方の質問で本質的な質問があった。それは、「なぜVoicyを選んだのか。」だった。当然答えは持っている。でも、久しぶりにこの質問に答えた。私の回答は、「今までSNSにあまりはまってこなかった私が、いちユーザとしてドはまりしたから。」だった。そして、もっと詳しく言うと、「Voicyは知り合いが電話で話しているのを聞いているような感覚で、パーソナリティーと知り合いになった気分になる。」ということだった。Voicyを始めたとき、「声は人柄が伝わる」という魅力を周りの誰よりも確信していたのに、何をかしこまっているんだろう…。もったいない。

電話ごしに知り合いの話を聞いているような感覚。知り合いが自然体でぽろっと話した良い話。もちろん、どうでもいい話に付き合わされるのは嫌だ。

憧れのチャンネル「メグラジオ~自由なキャリアを~」

先日、「メグラジオ~自由なキャリアを~」の大東めぐみさんは、Voicyの中の対談で感極まって泣いていた。なんて感情がむき出しな放送何だろう。

実は、大東めぐみさんに会いに行ったことがある。私が、「いつもめぐみさんのVoicyを聞いています。」と言ったとき、大東めぐみさんが、「ありがとう。なんで私の放送を聞いてるの?」と質問を投げかけた。そのときはとっさに応えられなかったけど、今思うと魅力の一つはその正直さだと思う。調子がいいときも悪いときも正直。

これからどうする?

というわけで、今日のインタビューではとても良い振り返りになった。自分がどんなチャンネルにしたいのか、イメージするチャンネルに近づくために今どんな課題があるのかを言葉にして整理することができた。

そして、これから一つやってみたいと思ったことは、インタビュー回を1回休んで1度ひとり放送回を挟むこと。これまでの振り返りやどんな内容を放送したいと思っているかを話す回。これは、リスナーだけではなく、今後Voicyのゲストに出ていただく方に聞いてほしい。インタビューをメインにするのであれば、ゲストの方に私が目指しているチャンネルを理解してもらう回もあっていいのではないかと思った。そして、一緒にチャンネルを作っていく。

どうだろう。

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