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憧ればかり

本番週真っ只中だ。


毎日いろんな人に会って、学んで、助けてもらっている。お会いする方はやっぱり演劇が大好きな人で、私はその方達とペアを組んでポジション業務をこなしている。その方たちはベテランばかりで、ぴよぴよな私は横で作業をしながら見て盗む、をしようと奮闘している。なかなか上達はしないが、ある程度システムを理解し始めたところだ。

昨日今日とご一緒した方は、チーフの方に「あなたがいると安心する〜」と言われていた人。物腰が柔らかいのに、作業が早くて、先先行動できるところを尊敬している。私も早く、「あなたがいると安心する〜」と言われたい一心で頑張っている。

舞台上でもそうだ。私は今舞台に出れてないけれど、今日観たお芝居の中で、「この人とお芝居したい」と思う人を見つけた。終わった後、すぐに感想を言える自信がなくて、半日経ってようやくまとまってきた。本当は、終演後あつあつの状態で伝えるのがいいんだとは思ったけれど、勢いで出た言葉をあまり信用していないので、数日後また会った時にお伝えしたいと思う。

絶対に言う。
「とっても脚本も、あなたのお芝居も面白くて、私はまだまだだけど、いつかあなたと一緒にお芝居ができるようになるまで頑張る」と。


いろんな人と出会うたび、私がこれからどうしたいのかがわからなくなる。世界が広がっている証拠。


これからも、後輩ができたとしても、素直に吸収して、事あるごとに学びを得られる演劇人でありたいと思う。

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