筆の話

眠れない夜にチョロっとやります。

ウォーハンマーは自分で作ったミニチュアに自由にペイントをして
出来上がったものでゲームを楽しむ遊びです。
ペイントをするに際して主に筆を使って色を塗っていきます。

ペイントハンドルや筆洗、そしてシタデルカラー等々
ペイント用具を公式が取り扱っているから、筆も当然ございます。
用途(ベタ塗り、細部の塗り、シェイド、ドライ)と各サイズで分かれており
なおかつ、天然の毛と化学繊維の2種類でそれぞれ揃えられています。
毛の素材の違いに関しましては

  • 天然素材だと塗料の含みや伸びが良い

  • 化学繊維だと溶剤によるクリーニングにある程度耐えられる等
    メンテナンス面において楽が出来る

等といった違いがあり、人によってどちらに重きを置くかで
チョイスが変わってくるところになるでしょう。

しかしながら、この公式筆には一つ難点があります。それは
一本当たり1200円くらいすることです

道具というものはピンキリで、上を見ればキリの無い世界です。
ですが既にミニチュアのキットやルールブック等で散々お金を使ったところにさらに………と考えるとちょっとお高いように思えます。
実際、模型屋や量販店の模型売り場には数百円で似たような筆が買えますし
数千円出せば何でも一通り塗れそうなセットが買える程度の価格帯です。

それでも、試しに数本この公式の筆を買ってみることをオススメします。
理由はシンプルで、ウォーハンマーのミニチュアの塗りを学ぶにあたって
これらの道具が基準になっているからです。

ルールブックはゲームのパラメータやルールだけでなく、背景ストーリーや
主要キャラクター紹介なども書いてあり、読み物としても一定のバリューがある商品です。
その中には本で紹介されている勢力のペイント指南なんかも書いており
大変参考になります。
ここで、『この筆を使い、この色をこうして塗ります』と書かれている為
想定されている筆と異なるものを使う場合、それがこの工程に適しているかを判断しなければなりません。
また、公式でペイントの指南動画も出ている為、そちらもそのまま真似する際にはちゃんと道具も同じものを使った方が良いと思われます。

勿論、知識や経験が既にある人はそれを参考にして別の筆で代用するのも
良いと思います。
しかし、全くゼロから始める場合はどれか一本だけでもいいから公式のものを買って、基準を見定めた方が後の道具選びや
ペイント作業が良いものになると思うので、それをオススメします。

実際私も、細部を塗る面相筆やシェイドをかける筆などは既に持っているものを利用しましたが、基本の塗りの筆とドライブラシ用の筆は公式のものを購入し、現在も利用しています。
これがちょっとダメになってきたので、後釜の筆を選んでいるのですが
基準があるおかげで値段や性能を比較し、考慮して新しいものを
選択することが出来ていますので、ゼロからウォーハンマーを始める人は
公式の筆をどれか一つでも購入することをやはりオススメします。

最後に作業進捗なのですが、もうそろそろスレイヴトゥダークネスのキットを全て塗り終わりそうです。
ラストスパートを頑張りたいと思います

それではおやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?