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漫画Bartender/城アラキ~読書家は映画化を批判しがち~

Stay Home

このご時世、Stay Home で外出を自粛している方も多いと思うので、おすすめの漫画をあげておく。
当然ながら、「Bartender/城アラキ」をすすめるわけだが。

エンターテイメント≠ドキュメンタリー

医師や学校の先生などは、昨今のドラマを見て、「現実とかけ離れてんなぁ~」と辟易しているかと思うが、まぁこのマンガも例にもれず多少の美化が施されているのは否定できない。

でもなにか新しいことを始めるときは、ある程度の前情報が欲しいし、例えそれが誇張された印象操作と知っていてもワクワクと期待を胸に抱くのはとてもいいことだと思う。

小説が先か映画が先か

「あのベストセラーがついに映画化!」
伊坂と東野は、なんでもかんでも映画化するわけだが、両方見てない場合にどちらを見るべきか。はたまた両方見るにしても、どっちを先に見るかは非常に悩ましい。

この辺の持論は後に記すとして、今回の「バーテンダー」においてはどうすべきか。
個人的には、漫画(及びアニメ)を読んでから実際のバーに行くことをおすすめしたい。(実写化ドラマは、どうでもいい。ほんと、どうでもいい。)

Barにはいろんなウンチクが溢れていて、それらをバーテンダーから直接教えてもらうのはとても楽しい。
だから、頭空っぽの方が夢詰め込めるので、理想的な楽しみ方なのだが、それ以上に避けなければいけないのが「Barの十戒」である。

Barの十戒

Barにおいて多少のルールはあるが、あまり畏まったものではない。
そこそこ一般常識のある大人が、紳士っぽいフリが出来れば十分である。
ルールを堅苦しく思う方もいらっしゃると思うが、法治国家であるがゆえの安心した生活を考えれば、多少のルールは浄化装置として備え付けて置くべきだと思う。

「成功体験」よりも「嫌いにならない」こと

意図的でなくとも、何かしらの不手際を起こしてしまったときに、申し訳なくてもう一度行きにくくなってしまうのがとても勿体ない。
バーテンダーや常連客は「まぁ酒の席だから」的な懐を持ち合わせている場合が多いので気にしないでほしいのだが、本人だけが勝手に自粛するのだけは避けたい。

そのためのトラブルシューティング的な予習として、「Bartender」の熟読を推奨する。
幸か不幸か、Barに行くまでの時間はたっぷりある。
お酒を一滴も飲まずに、ただただ「Bartender/城アラキ」を眺める楽しさもあると、チャーチルも思ってんじゃないかなぁ。

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