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Inside out~MBのゴルチエ的マスクの付け方~

先日、Hideoutについてのnoteを書いたから、今度はInside outについて。

マスク型のなにか

最近は、マスクが普通にそこらで売っている状況になったが、1ヶ月ほど前は、毎朝至る所の薬局で行列が出来ていた。
そんな不足した不測の事態に、ありとあらゆる業界がオリジナルマスクを作っていた。
かくいう私も、メーカーズシャツのマスクを購入し、今もウキウキで到着を待っている所だ。

モンベルも応募したが、惜しくも抽選に漏れてしまった。
今までどれだけモンベルにお金を落としたと思ってるんだ!こんな時に限って裏切るのか、薄情物め!
(でもその圧倒的コスパを知るものは、マスクを買うはずだったお金でジオラインを買ってしまうのだ。悔しい。)

仕事柄、マスクをせざるをえなかったので、マスクは会社から支給されていた。別に改めて個人的に買う必要もないし、そもそもマスク自体がモソモソして邪魔だから嫌いだ。

なのにこうもワクワクしたり悔しくなったりと、感情を揺さぶられる
もう、マスク(と呼ばれるもの)は、(ウイルスや飛沫から)マスク(覆う)するための(サージカル)マスクでなくなっている気がする。

フェイスウェア

マスクはもうファッションに近い存在になっているのかもしれない。
服というのは、外敵から身を守り、体温を調整するなどの機能面が基本となってはいるものの、自己表現の道具としても利用される。

最近、メンズファッション業界を活性化している立役者のMB氏は「手首・足首・首」の3首を怠るなといつも言っており、特に冬場は帽子やストールなどの顔周りのアイテムは非常に強く啓蒙されている。

ということは、「顔周り」どころか顔そのものにつける布、つまりマスクはファッションのチートアイテムになるのではないかと考える。
「歯科助手可愛い問題」に関しては下記のリンクを参照ください。腰位置隠すロング丈とかどうでもよくて、マスクをしましょう。

オシャレをオシャレと見抜ける人でないと(ry

最近ツイッターで、「MBさんのマスク、付け方逆ですよ」とツイートされてて、「あ~いるよね、そういう人」と思った。
しかし、最近少しずつファッションに興味を持ち始め、リテラシーを育て初めた私は気づいてしまった。
これって、MB氏が大好きなジャンポール・ゴルチエおよびマルタン・マルジェラが得意とする「インサイドアウト」の手法ではないか?

危なかった・・・。10年前に、友達のポロシャツの襟を「襟立ってるよ」と直してあげた過去がある私。同じ過ちを繰り返すところだった。

インサイドアウトに関しては下記のリンクを参照ください。

ゴルチエのマスク

最近、ジャンポール・ゴルチエがマスクの制作をしているそうだ。
MB氏がインサイドアウトを語る際、必ずと言っていいほど出てくるゴルチエの名前。
さぞかし色んな所がひっくり返ったマスク何だろう。

あれ?たしかに奇抜で派手なマスクだけど、別にひっくり返ってないな。
「ゴルチエ=インサイドアウト」ではないのか?
だとしたMB氏のマスクの付け方は単純に・・・おっと誰か来たようだ。Hideoutに隠れなければ。

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