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【スタートアップ絵本】えなちゃん物語 起業編 解説編

前編はこちらです♪
後編はこちらです♪


(1) 起業編あらすじ

年明けに公開した「起業編」のあらすじをおさらいさせてくださいね♪

シマエナガのえなちゃんが、シマエナガの仲間達やフクロウ先生の協力を得ながら起業するお話。
えなちゃんは、恋人と逸れたキタキツネを助けたことをきっかけに、シマエナガたちの森のネットワークを使ってメッセージを素早く伝達する通信事業を思いついて、ついに自分のお小遣いを使って起業(会社設立)しました。

詳しくは前編/後編の本文を見てくださいね♫

ということで、まずは会社設立できてめでたしめでたしでした。
でも、最後に株主、株数、払込額とか資本金とか色々書いてありましたよね。

シマエナガ通信の株主、株数、払込額(この森の貨幣は「木の実」だよ)
・えなちゃん  50株、50木の実(1株あたり1木の実)
合計発行株数  50株
資本金     50木の実

まだ株主は、えなちゃん一人だけなんだよ♫


このあたりの資本構成関係(Capitalize Tableと言います)や会社設立の実務について、本編ではしっかり説明できていなかったので、解説編で少し説明しますね。

(2) 解説(会社設立)

会社を設立する場合、次のような事項を決定手続きする必要があります。

・発起人  :今回は、えなちゃん
・会社名等 :今回は、シマエナガ通信株式会社
・定款認証 :会社の規則。公証人役場で認証してもらう。今回は省略
・出資金払込:今回は、えなちゃんが50木の実を払込み
       そして会社の株式を50株を受け取りました
・登記   :法務局に申請。印鑑も必要。
       今回はヤマゲラが代行登録してくれました
・口座開設 :今回は、省略

こうして会社が出来上がりました。
会社に払い込まれたお金は、資本金となります。
このお金は、今後の会社の運営や開発に使うことができます。

そして、えなちゃんは50木の実を出資し、50株の株式を引き受けました。
つまり、株価は1株あたり1木の実です。
この会社が成長していくと、もっと高い株価で出資してくれる人が見つかるかもしれません。

がんばれ、えなちゃん♪
続きもお楽しみに♫

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