ワイン好きに捧げるレシピ#2023番外編《Food Loverがオススメする名店シリーズVol.5》
Food Loverがオススメする名店シリーズVol.4からの関西旅を締めくくるのは、大阪の洋食店!
日本人が好む味付けに加えワインに合う料理をコースで楽しめるため、日々常連客が絶えない人気店です。
洋食泉(大阪/西天満)
JR東西線「北新地駅」、谷町線「東梅田駅」から7分ほど歩いた場所にあるお店です。
平日の夜にも関わらずカウンター席とテーブル席はすべて満席で、意外にもその大半のお客様が女性である点も特徴的です。
今回は、旬の魚介料理と洋食メニューを組み合わせたおまかせコースの中から、特に印象に残った5品をご紹介いたします。
1品目 - カツオとアボカドのタルタル&マッシュルームのディップ -
定番メニューのアボカドのタルタルには季節の鮮魚を使用されており、この日は初夏が旬の初ガツオと。
マッシュルームの滋味深く凝縮した味わいと、ディップのとろんと濃密な口当たりが空腹の胃袋を刺激します。
程よい塩味と油分に、思わずワインを欲してしまいます。
オーナーシェフの泉さんもワイン好きであることを伺い、さらに料理への期待が高まります!
2品目 - カニクリームコロッケ -
お次はクリーム生地にホタテをたっぷり混ぜ込み、カニ爪とともに高温でカリッと香ばしく揚げた逸品。
ビジュアルはオシャレなフレンチそのものですが、食べてみるとしっかり洋食!
カニクリームコロッケにホタテを加えることで食感と旨味がプラスされ、満足感のある一皿に仕上がっています。
3品目 - アワビのリゾット -
旨味を逃さないようにアワビをじっくり火入れし、つやつやのリゾットの上にあしらった贅沢な一皿。
お米一粒一粒に肝の凝縮した旨味を含むブイヨンが絡み合い、下に敷かれたヴィネガー系ソースの酸味と一緒にいただくことでさっぱりとした味わいに。
コース中盤だったこともあり、ちょうどよい量のポーションでこちらも美味しく完食しました。
4品目 - 牛ほほ肉のシチュー -
フォークで軽く押すだけで、肉の繊維が簡単にほどけるほどやわらかく煮込まれたビストロやフレンチには欠かせない定番メニュー。
口中でホロホロと崩れていく牛ほほ肉のなめらかな口当たりと、さまざまな風味が溶け込んだコク深く濃厚なソースがたまりません。。
5品目 - ビーフカツサンド -
コース料理のシメは洋食泉の看板メニュー、オムライスとビーフカツサンドのうちどちらかを選択できます。
この日は、ビーフカツサンドをお願いしました。
カリカリ・サクサクに焼き上げられた香ばしいトーストの中には、肉厚ながらやわらかくジューシーなビーフカツがぎっしり!
トーストに薄く塗られたマスタードの酸味も絶妙で、こちらをお目当てにするリピーターが絶えない理由にも納得です。
おまけのワイン - Schloss Gobelsburg Löss Grüner Veltliner -
およそ洋食店とは思えないほどのワインの品揃えの中、泉さんからオススメしていただいたオーストリア産グリューナー・ヴェルトリーナーをボトルでオーダーしました!
青リンゴやメロンの甘くみずみずしいアロマに、ハーブやスパイスの複雑な香りが溢れ出すフレッシュな白ワインです。
特に魚介類との相性がよく、2品目のカニクリームコロッケと3品目のアワビのリゾットとのペアリングは絶妙で、魚介特有のヨード香とも難なく合いました。
洋食泉ではコースのほかアラカルトもご用意されており、ナポリタンやハンバーグ、ハヤシライスなどのThe 洋食メニューも味わえます。
どこか懐かしくもモダンな雰囲気漂う料理の数々をお楽しみくださいね!
店舗情報
店名 : 洋食泉
住所 : 大阪府大阪市北区西天満4-9-20
東興ビル1F (老松通り)
電話番号: 06-6362-5088
最後までご覧いただき有難うございます!
◆ワインビストロ路地裏では、noteでご紹介したメニューのほか未公開メニューもございますので、横浜にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。
◆姉妹店のワインカーヴ レイズでは、常時10種類以上のグラスワインや100本以上のボトルワインをご用意しております。
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