地下アイドルオタク中級者が地下アイドルのライブに行った話。

アイドルオタク歴5年弱。土日は大体イベント。最近辛かったことは初対面のアイドルに「インド人とハーフ?」って聞かれたこと。
どうも。ドルオタボックスのしゅがおです。


突然ですけどイベントレポって良いですよね。
僕も純粋な声優オタクだった時代は、コミケとかで買い漁った声優のイベントレポ本を読みながら、
「この人たち声優のトークを一字一句よく覚えてるなぁやっぱ録音してんのかな?」とか考えていました。

しかし地下アイドルの現場に通ってて思うんですけど、あまりイベントレポを書いている人っていないですよね。
多分ライブ後のアイドルとの濃厚な接触に記憶を司る海馬的な何かを全て持っていかれてるせいだと思うんですけど、イベントレポ大好き勢としてはもっとアイドルイベントのレポが増えればいいのになぁと常々感じています。

という訳で、今回は夏にとある対バンライブに行ってきたので自分でイベントレポを書いてみました。
このレポを呼んで、
「このアイドル見てえなぁ」
「おれもイベントレポ書きてえなぁ」
「インド人とハーフじゃなかったんだね」
って思ってもらえればとてもうれしいです。

早速ですが、今回行ってきたのはこちらのライブ。

その名も『NATSUZOME 2019』。
上の画像を見てもらえば分かる通り、色々なアイドルが一堂に会して
ライブをする対バン形式のライブです。
LINE UPを観て、「知ってるアイドル一つも無えよ乃木坂46を出せ」って
思ったそこの貴方は黙って録画した乃木坂工事中を観てて下さい。


今回のライブ会場は『Zepp Tokyo』。

会場のキャパシティがスタンディングで約2400人と、ライブハウスとしては
かなり大きな会場です。
アイドルなら誰しもが、「いつかここでワンマンライブを開きたい」。
そんな夢をみるような会場です。

アイドルオタクは推しが武道館に行ったら死ぬらしいですが
ぼくはZepp Tokyoでも死ぬと思います。

タイムテーブルはこちら。

今回のお目当ては1組目の『payrin's』。
かれこれ1年くらい通っているアイドルグループです。
とはいえせっかく最初から入場するので、これを機に色んなグループをちゃんと観てみようって感じでした。1組目だけ観て帰るのはもったいないですしね。

ちなみに今回のライブ、会場の最前スペースがVIPエリアとなっており、
VIPチケットを買った人だけがそこでライブを観られるような形式になっていました。
最近はこの形式のライブが増えてきましたね。
アイドルのみならずロックバンドのライブなんかでもよく見かけます。

コロンビア。



ちなみにチケットの価格は以下の通り。

・一般チケット 4,000円 
・VIPチケット 10,000円
 
結論から言うとVIPチケットは買って正解でした。
①スペースに余裕がある。ぎゅうぎゅう詰めで観るライブと、スペースに余裕がある状態で観るライブは快適さがマジで段違いです。
②近い。1~4列目くらいがVIPエリアなのでほぼ最前といった感じ。
なんだかんだライブは近くで観るのが1番楽しいんだ。


ちなみに整理番号は99番でした。
今回は150番くらいまで出てたっぽいですね(VIP多くない?wow wow)

今回は同じくドルオタボックスのメンバーであるだりあす君の頑張りによって最前を確保しました。
普通に入場したら普通に取れたらしいです。
流石だりあす君。男前。よっ最前管理。


という訳で以下ライブレポっす。

①『payrin's』

今回の対バンのお目当て。

僕が2019年おすすめのアイドル現場として動画内で紹介したグループです。


今回が初のZeppステージと言うことで、持ち曲の中でも特に盛り上がる曲を歌っていました。
一組目ということでフロア内の人はまだ少なかったですが、それでも十分な盛り上がりでしたね。
しいていえば3人組なのもありますが、もっとステージを広く使えたら更に良かったと思います。zeppのステージは広いんだ。

ちなみに高まって柵ジャンしてたらスタッフに
すいませんほどほどにして下さいね。
と怒られてしまいました。
(1万円払ったんだから飛ばせろなんて思ってないよほんとだよ)
特典会の接触レポは後ほど。


追伸:12月で現体制での活動終了が決まりました。
僕の推しメンも卒業します。
payrin's気になった方は今年の内に是非一度観にきて下さい。

②『リルネード』

ドルオタボックスのメンバーが鼻息を荒くしながらおすすめしてるグループことリルネード。

ドルオタボックスのメンバーが鼻息を荒くしながら紹介している動画があるのでまずはこちらをご覧下さい。

ぼくは今回ライブを初めて観ました。
ラッタパリニャって曲を歌ったんですが、何ていうかとてもスペインっぽい雰囲気の曲で、
この曲を聴いた瞬間に(何かハロプロっぽいな…)って勝手に思いました。
(ハロプロの曲ってたまにスペインっぽさありません?無い?了解。)

3人組のグループですが、今回は一人お休みで2人でのステージでした。
なによりライブ中の表情がとても良かったですね。笑うところは全力で笑顔で。シリアスな曲ではきりっとした顔で。
曲ごとに色々な表情を見せてくれて、アイドルのパフォーマンスを重んじる系オタクのぼくはステージに釘付けでした。
さすがののたP。(スタンディングオベーション)
また前述のpayrin'sとは対照的に、二人でステージ端まで移動したりと
とてもステージを広く使っているのも印象的でした。
さすがののたP。(スタンディングオベーション)

と、ここでフロアを抜けてpayrin'sの特典会へ。
【全チェキ】

もち子「zepp一人で来れたの?偉いじゃん(意味不明)」
ぼく「偉いでしょ(意味不明)」

【個別チェキ】遠坂まどか

まどか「今日が初Zeppのステージだった。」
ぼく「堂々とパフォーマンスしてて凄いね。」
まどか「Zeppの綴りって分かんなくなるよね。」
ぼく「なるなる(なるか?)」

うわっ…私の接触…凡すぎ…?

③『SKIRMISH』

すごいWACKっぽい(小並感)。

これは全然ほめ言葉なんですが、めっちゃWACK味を感じました。
あと単純に歌が上手いです。
WACK系が好きな人は是非見て欲しいです。
特にショートカットの子のオーラすごい。


個人的にもう一回ちゃんと観たいなって思ったグループです。
(もっとライブ映像とか出して欲しい)

④サンダルテレフォン

なぜサンダルにテレフォンなのか?その謎を解明する為、我々はアマゾンの奥地へと向かった…

こちらもショートカットの子が可愛いかったです(ただの好み)


あと思った以上に正統派のグループでした。
というのも、このグループって以前は終演後物販卍という名前で活動していたんですよ。
終演後物販卍ですよ。絶対アウトローじゃないですか。
その終演後物販卍が名前を変えてサンダルテレフォンですよ。
絶対アウトローじゃないですか。
でも正統派でした。
信じられない人の為にPV貼っときます。



⑤『アンスリューム』

メンバーが全員可愛いんですよ。
つまり最高のグループです Q.E.D.


楽曲はピコリーモ&転調&ポップ
雑に例えるとシャウトを抜いてアイドルPOP要素を増やしたPassCodeみたいな感じです。
個人的に好きなタイプの楽曲ですね。やっぱりピコピコ鳴って転調する曲は強いです。
今後アイドルの楽曲を製作する人が万が一いた時の為に言っておきたいんですが、オタク君の脳みそは単純なので転調が大好きです。
転調マシマシからの落ちサビ激アツ演出で
オタク君の脳味噌は100万回転です。
それさえ意識して楽曲を作れば2代目つんく♂になれます。多分。

なにが言いたいかっていうとメンバーが普通に可愛い&楽曲が強い。
つまりこのグループは伸びます Q.E.D.

⑥『Chu☆Oh!Dolly』

ペロッ…!? こっこれはディアステ!?

いつのまにかAJからディアステに移籍したちゅーどりことChu☆Oh!Dolly。
フロアのオタク達がディアステmixを打っていてるのを観て、
「おいおいここは東京都千代田区外神田3丁目10−9 秋葉原ディアステージか?」って思いました。嘘です。
メンバーも昔から大分入れ替わっていてはや何が何やらといった感じ。
とはいえ昔の曲も全然歌うのでそこはご安心。
ちなみに事務所が変わったって事は最前でマサイ出来るって事なんですよ。
ありがてぇな…(迷惑)


追伸:Chu☆Oh!Dollyさんも12月で解散が決まりました。大手の事務所に移籍して必ずしも上手くいくとは限らないみたいですね…

⑦『メガメガミ』

田んぼの様子が👏おかしい


メンバーが変わって新体制となったメガメガミ。
なんで新体制になったかは秘密だよ。
相変わらず独特の世界観のある曲。
女神の名に恥じぬ荘厳さがありつつも高いレベルでアイドルソングとして成立している…(精一杯の考察)
オタクが色々なコールを打つので観ていて楽しいです。
流行のMIXを知りたいならメガメガミ、おすすめです。

メガレッドの子可愛くない?wow wow



⑧ @17(あっとせぶんてぃーん)

ウワーッ!!コンカフェ店員だッ!!

秋葉原の駅前でよく流れてる「めいどりーみんめいどりーみん」が聞けると思ったらそれは違うコンカフェらしいです。
コンカフェはアフィリアしか行かないので分かりません。
楽曲ですが、メイド全開な感じと思いきや古き良き正統派な楽曲でした。
どうでもいいですがメイドカフェの店員さんがzeppのステージに立つって
何か凄いですね。まさにアメリカンドリームならぬジャパニーズオタクカルチャードリーム(意味不明)。
ちなみに僕の友人で@ほぉ〜むカフェに通っているやつがいますが、
毎週のように「ご帰宅した!」って言いながら
チェキをtwitterに上げてます。彼の家はどこなんでしょうか。


⑨『NEMURIORCA』

「にんげんをすくいたい」 がコンセプトらしい。

ヲルタナティヴや、MAPLEZの後継ユニット・Meteonomiconを手がけるMAPLE INC.プロデュースのアイドルユニット。
最近対バンなどで良く名前を見るグループで、ジワジワと人気上昇中な感じがします。
こちらもZepp Tokyoでパフォーマンスをするのは始めてとの事。
もっと大きなグループになってまたZeppのステージに立ちたい。MCではそんな強い決意を感じました。
楽曲はエモロック系。声にオートチューンをかけてるんですけど、それが楽曲にうまくハマっていて聴いてて心地よかったですね。
また今回は撮影可能という事でカメラを構えている人も結構いました。
ちなみにぼくはライブ中の撮影は全然オッケーなタイプのオタクです。
自分自身たまにオタクがyoutubeに上げたライブ動画なんかを見たりもしますし、
グループの宣伝効果としても理解できるからです。
逆に撮影不可な上に、全然ライブ動画を上げない運営っているじゃないですか?
あれは何を考えてるんですかね?こんだけグループが氾濫している今、まずネットからでもなんでもいいので
興味を持ってもらわなきゃ始まらないと思いますし、その為にはライブ動画などを上げるのが手っ取り早いし効果的な気がします。

めちゃめちゃ脱線したのでライブ映像貼っときます。


⑩『われらがプワプワプーワプワ』

グループコンセプトはよく分かりません。

最近僕が通っている現場です。
推しメン(緑)が可愛いんだ。
横移動がある曲など、大きな会場映えする曲をメインにしたセトリでした。
こういう曲があると広い会場で強いですね。
つい先日新宿BLAZEでワンマンライブも開催されました。
楽曲もPOPでオタクもそれなりに沸いてるので楽しいです。
グループコンセプトはよく分かりません。

推しメンが可愛いんだ。


⑪『煌めき☆アンフォレント』

もな…おれだよ…

8月に新メンバーとして加入した藤宮もな(黄色)。
実は以前所属していた『KAMOがネギをしょってくるッ!!!』の時に結構通ってたんですよ。新グループでアイドル活動を再開してからずっと会いに行きたいなって思ってたんですけど今回やっと観ることが出来ました。大体1年弱ぶりですかね。


グループの話に戻りますが、キラフォレはめちゃめちゃ曲が強いんですよ。
特に『奇跡≒スターチューン』は鬼強です。

なんでPVにゴー☆ジャスが出てるんだとか細かい所は無視するとして、音源はもちろん是非生で一度聴いてほしいです。
という訳で当然ですがライブもめちゃめちゃ楽しかったです。
特にいざステージに立つ推しメンを観たら感動で柵ジャンが止まりませんでした。
そんなオタクにちゃんとレスをくれる推しメンのそういうとこ、好きだよ(オタクボイス)。
ここまで紆余曲折ありましたが、キラフォレに入ってくれて良かったなぁって素直に思います。
ライブ後の特典会で「ちゃんと踊れてた?」 って聞いてくる推しメンに思わずガチ恋しました。
感動の接触レポは後ほど。





⑫『メイビーME』

お酒とタバコは二十歳から。

訳あってこの日がグループの活動休止前最後のライブだったメイビーME。
何があったかはあえて説明しません。

そんなこんなでMC一切を挟まずぶっ続けでパフォーマンスをしたメイビーMEのラストライブですが…

これは泣きシコアニメですわ…(泣きシコアニメ=泣けてシコれるアニメの意)

だって紫のTシャツを着たおじさんが最前マサイをしているんですよ。
多分おじさんも分かってる。何が真実で、恐らく推しメンのアイドル姿は今回が最後だという事を。
それでもおじさんは最前マサイを辞めない。何故ならおじさんはオタクだから。
これだけで長編アニメが作れます。
色々な情報が飛び交ってますが、グループが休止してしまうのは単純に悲しいですね。曲もメンバーもレベル高かったので。








⑬SOL

こはる…おれだよ…

こちらも以前動画で紹介したグループ。
グループの詳細は下の動画をご覧下さい。


とりあえず『スターゲイザー』って曲が今一番飛べる曲らしいです。

ピンチケがいっぱい飛んでました。
だりあす君も飛んでました。

ここでまたフロアを抜けキラフォレの特典会へ。
【個別チェキ】藤宮もな

もな「もう来てくれないかと思った」
もな「ライブ中見つけてやばい顔しちゃった」
もな「ちゃんと踊れてた?」
もな「これが一生の別れでしょ?」

もな「YouTube観てるよ
ぼく「やめて」




というわけでここまでライブレポをお届けしました。
本当は他にもライブを観たグループがあるんですが、長くなるので今回は割愛。また次回以降のレポで取り上げたいと思います。

運営に内緒でドルオタボックスのアカウントをフォローする藤宮もな。
おまえがナンバー1だ!!(後で怒られたらしい)


『ライブを終えて』


普段アイドルオタクって対バンに行ってもお目当てのグループとせいぜいその前後くらいしかライブを見ない事が多いと思うんですけど、時間に余裕があるときは色々なグループを見てみると意外な発見があったりで楽しいですね。

あとこれだけアイドルグループがあるとはいえ、やっぱりグループごとに色んな特徴やバックグラウンドが存在するんですよね。あそこのグループは誰々が曲を作ってるとかあの曲が強いとか、最近問題を起こして話題だとかとにかくあのメンバーが可愛いだとか。そういった予備知識を持ってライブに行くと、一度も観た事が無いアイドルでもより一層ライブを楽しめると思います。
皆さんも対バン行った際は是非色んなアイドルを観て見識を深めましょう。そしてライブレポを書きましょう。
そして推し増しをしましょう。

それでは。


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