フェミニズムについて

先日ここで、「フェミニズム 」について「自分たちが正しい、男どもは劣っている。劣等種の男どもが偉そうに説教したり説明したりすることには我慢ならない!男は女性の下僕として黙って女性のいうことに従っていればいいんだ、劣等種の男が女性に説明するなんて一億年早い。女性こそが男を支配する権利がある。」との考えを主張する女性が「フェミニスト」だと勘違いしていた男性に出会ったので、その時のチャットを交えてフェミニズムについて書きます。

フェミニズムとは、「性別に影響されず万人が平等な権利を行使できる社会の実現を目的とする思想・運動」のこと。どこで調べてもそう書いています。

だから私が向かっている社会は、専業主夫で奥さんを家でささえて音楽や美術など自分のやりたい夢を追いかける男性が「ヒモ」と呼ばれず「素敵な旦那さん」と呼ばれる社会。上司の前で涙を流して「僕には無理です」と男性でも弱音を吐ける社会。男性でも「君の方が遥かに稼いでるんだからデートは奢ってよ」と堂々と言える社会。

だから「男は稼いで当然、家族は男が養うべきだ」と言う差別的な考え方の人は女性であっても男性であってもフェミニストでは無いと思う。
フェミニズムとはジェンダーギャップが無くなることが目的であって女尊男卑になっては本末転倒です。しかしながら未だ男性をこき下ろす事で「フェミニスト」と訴えている人がいて、本当に残念な話だと思います。最近自分がいろいろな活動に参加して思うのですが、アクティビストだからと言って決して「良い人」ばかりではない。そう言う男性をこき下ろす事で「フェミニスト」と言う人がいるから男性が嫌悪し、「フェミニスト=クソ女」と言う風な先入観を持たれてアンチフェミニズムが増えると言う悪循環。

そして、アンチフェミニストの男性も又「男は稼がないといけない」「男は弱音を吐いてはいけない」と言う差別的な考えでもって自分を縛っているのでは無いかと思います。

私は、その勘違いしていた男性に言いました。「あなたよりバリバリ稼いでいる女性にはためらわず奢ってもらってください。でも実際はあなた方男性より稼いでいる女性のパーセンテージはとても低いと思います。フェミニズムはそのパーセンテージをイコールにしたいんです。」と。

まずは男性からの「男性性」の開放がフェミニズムの一歩だと思う。

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