架空OL日記

電車の中で「架空OL日記」を観ながらわらい震えている時空歪み女がいたら、それはわたしです。


こういう、わかるわ〜あるよね〜って共感してしまうような、日常にありふれすぎていちいち覚えていないような出来事を、こんなにおもしろく愛しく描けるなんて。

バカリズムさんって、ほんとうにすごい。これはきっと全国民の総意。リアルすぎて、え？ほんとにOLやってる？みたいな気持ち。

ジム行った後に「ケーキって空気らしい、食べたら食べるだけ痩せるらしいよ」とか言ってカフェでケーキ食べてるのとか、明日からダイエットするから今日は食事の送別会として焼肉食べに行くのとか、いとしい。

そしてこういうノリとかネタが通じる人たちと過ごす時間って、ほんとにたのしいよな〜って。同僚もいなければ、一緒に働く人の数は片手でおさまるほどの少人数の職場で働いているわたしは、学生時代みたいに何気ない日常を友だちと過ごしたくなった。仕事終わりに更衣室で「ラーメン食べに行かない？」っていう流れ、やりたい。

サザエさんは日常を描いた長年愛されているアニメだけど、架空OL日記もそんなふうに、ずっと続いてほしい。通勤電車でマスクの下でニヤッとしてしまうようなたのしいひとときを、永遠に届けてほしい。終わらないでほしい。って思いながら今から最終話を観ます。