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スイーツメモリー(イチゴムース)

ストロベリームース ピンク ピンク ピンク!
「えぇー?こんな服、選択肢になかったわぁ」
「大丈夫、絶対、似合いますって」
ちょっと前テレビ、ヒルナンデスに、コーディネイト対決とやらで、二人のタレントに現役モデルが洋服をコーディネイトして、それをファッションデザイナーが勝ち負けを決めるというたわいない番組がある。半分嘘くさいところもあるけれど、確かに私も、同じようなものを着てしまう。以前は、それこそ、黒やグレーばかり着ていた。母親は 「もっときれいな色を着たらどうなの?」 と不満げだった。

友人とバーゲンセールでばったり会って、「服を選ぶの、手伝って」 と言われた。彼女は細身で、髪も栗色で、それなりにきれいにしたら、たぶんきれいになると思うのだけれど、いつもチェックのシャツにデニムパンツという、40年前のM大生みたいな服ばかり着ている。(その頃 M大生はMY原人とダサさを馬鹿にされていた)

 そして「これとこれと、どっちがいいと思う?」 と手にしたシャツは、相変わらず、チェック。って、今着ているのと、一緒じゃん! また別の友人は柄物が大好き。ブラウスも柄、パンツも柄、靴下も柄、スニーカーも柄、バッグも柄。店先でつい柄物を選んでしまうらしい。家を出る時、パパっと選んで出かけると結果、オール柄物に。もう目がぐるんぐるんしてしまうんですけど。


昔、知り合いが、超お金持ちセレブお嬢様だったのだが、着ている服が、黒、白、ベージュばかりだった。(そうか、真におしゃれな人と言うのは、そういうものか)などと、勝手に思い、私も無彩色ばかり着ていた。しかし、年をとってくると、そんなにくすんだ色ばかり着ていてもなぁ。欧米のお年寄りはカラフルだ。欧米の人は肌も髪も白くなるから、カラフルな色が似あうのかな。


ついつい無彩色を選んでしまう私だが、最近は、ピンクが好きになった。肩こりがひどくて、鍼灸院に行ったところ、「これに着替えてください」と渡されたのが、薄いピンク色の施術着だった。(男性は水色) 小学校の家庭科実習で作ったような、なんの変哲もない、木綿の服だったけれど、それを着て、鏡を見たら (おっ、ピンクって、なかなかいいじゃん) と思った。そうしたら、もう(ピンク、ピンク、ピンク)と、頭の中がピンクを欲して、ピンクの服ばかりに目が行くようになった。

と言うわけで、デザートも ピンク ピンク ピンク!

おうちカフェ ストロベリームースアップ

〇材料 … いちご 生クリーム ヨーグルト 砂糖 水 ゼラチン

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