おっさんになって現れた“星の王子さま”

あ、星の王子さまが大人、、おっさんになって現れた、と思った。
そこは不時着した砂漠ではなく、現代の都会のどまんなか。
ちょっと不思議な子どもではなく、外見はなんの変哲もないというか、しょぼいおっさん。
本のなかの文字でなく、リアルな音声。
絵本を作製するためのファンタジーの打ち合わせではなく。
ジュナブルを書くためのアイデアの聞き取りでもない。
リアル音声は、あの星の王子さまと似ている話。
それはメタファでもアイロニーでもなく、マジで、本気な話。

星の王子さまが素晴らしい、大好きだ、深い、という君、、、
あれが物語で、フィクションだからスキなのではないか?
おっさんになって現れた星の王様の話を1時間黙って聴けるか。

残念ながら、星の王さまが話した内容は守秘義務で言えない。
が、まあ星の王子さまの話を少し破綻させたと思ってもらえばいい。
破綻といえば、星の王子さまの話もリアルに照らし合わせると十分破綻している^^;
おそらく口調も少し怒りをこもった言い方も同じ。
ただ、(多分)声は低くなり当然ながらリアル音声をもって耳に入る。
しかも日本語。
でも、それだけの違い。
砂漠のまんなかの星の王子さまの話をきき、
もしかして狂っているのは自分たちかもしれない、、、、
取り憑かれている登場人物は自分たちではないか、、、
なんていろいろ思いを馳せたかもしれない。
はい、その王子さまがおっさんになって、現れ、リアル音声をもって今、
この日本で、マジで語りはじめた、、とさ\(^o^)/

あ、この人、病んでる? 
狂ってる、キチガイだ(放送禁止用語だけど内心の言葉だから許してちょ)
相手にしては駄目。
やばい、耳を防げ、
離れよう。逃げよう。
だってそれは自己防衛だもん。

と、思うか、、、

もしかしたら、この人だけが真理がみえてて、
未来が見えているのかもしれない、、、
マジで人類の救世主?

なんて、思っちゃうか、、、笑。

正直にいえばボクだって傾聴だから聴いたに違いない。
うなずくだけで、1時間ちかくずっと聴き続けた。
傾聴の指導者もその手の悩みは聴く必要はない、というかもしれない。
だいたい主張であって悩みではない。
聴き手の精神汚染をかんがえるか、忍耐の限界を気遣うか?
でも、ボクは聴きながら星の王子さまが浮かんでしまったのだ。
すると、とても楽しくなってきた。
星の王子さまがおっさんになったリアルになって現れたら、この人?
ソクラテスだってキリストだってゴーダマだって
きっと、リアルならこんなものなんだろうなぁ、

おっさんになって都会に現れた星の王子さまはきっと孤独に違いない。
かつての王子さまと同じ友達はいないのだろうな。
せめてこの時間だけは真剣に話を聴くよ。

星の王子さまが大好きな君ならどうしますか?、、笑


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