一人でプチ遠征、蝶と花と朝霧と@高嶺
妹が帰郷、父親の世話と母親の見舞いをするという。
なのでアタシは完全OFF。何かしないとやってられない、という週末の二日目。
図に乗って友人を遠征に誘ったのだが、やはり母親の心停止の可能性はままあり、病院からそんな電話がかかってきたら、約束はドタキャンか最悪のときは遠征先から突然Uターンということもある。
いくら気の知れた友人といっても誘っておいてUターンは流石に申し訳ない。
ということで、たまには社会人となり、丁重にお誘いを却下してお一人様ドライブにすることにした。
ドタキャンもUターンも自分だけが被ればいい。
とはいえ、病院から連絡は何もないことを信じている。さらに次いつ完全フリーになるかわからず、全てを詰め込みたくなる。
新月なので星景写真もいけるのではないか、そのまま川面の朝霧を楽しみ、アオバセセリとスミナガシとミドリシジミに会おう。高原にしか咲かない花もとってあげようetc
と、意気込んで3時30分に出発はしたのだけど、曇りで星のひとつも観えなかった。なんとなくドンよりした気分のまま川をみると川霧がかかっている。が、あまり感動的な構図にはであわなかった。
上流に向かい流れが早くなるにしたがい、川霧は消えてしまった。
昔、フライフィッシングをしていたとき、川霧の渓流のまんなかに立ち白いベールに包まれたまま不思議な感覚におちいたことが忘れられない。
今なら、カメラを絶対にもっていくのに。
どのみち、道路から撮るものじゃないのかもしれないな。
さて、実はこの川沿いにかなりの規模のハンノキ林がある。
もしかしたらここにミドリシジミがいるのではないか、とずっと想像していた。
平地より一ヶ月遅れか、1.5ヶ月か?まるで見当はつかないが、とりあえず言ってみなければ棒にも当たらないと思い寄ってみることにする。
ま、希望的な予想のわけで当たるわけないはな。
ミドリシジミはいなかった。
飛んでいたセセリチョウでも撮ってみるかと覗くと、あれホソバセセリかな?
とすると、表翅よりも裏翅を撮りたいとしゃがんだ途端に飛んでいってしまった。ホソバは裏なんだよなぁ、、、
さて、是非お会いしたい蝶がアオバセセリで、何度も会った実績がある。
ドライブをしながら崖から垂れる花をみつめ進む。
あ、いた!!と慌てて、車を止めれる道幅のある場所まですすめて、走って花のところまで戻る。が、もういなかった。
かわりにいたのがサカハチチョウ。この蝶は本当に美しいと思う。
なんとなく出会った蝶はすべて撮る、ってことにして、そこにいたスジグロシロチョウも撮ってみた。
結局、アオバが再びでることはなく、高嶺高原までいくことにした。
高嶺高原は山頂まで車でいくことができる。
車を止めては、その周辺を散策して登っていくっていういつもの方法でいくことにした。
実は4年前に初めて訪れたとき、オオトラフハナムグリというちょっと派手目のハナムグリに出会った。あれにもう一度会いたいと思っている。
4年前は8月8日で、日付的にはいけると思う。
ということで、ノリウツギがある度に止まることにした。
結構疲れるんだけどね。
結局、オオトラフハナムグリにはまた出会わなかった。
さて、出会った蝶は撮ろうかな。
最初に出会ったのが、コムラサキ。
ほんと人工物が好きなんだよね。
ゴイシシジミは最初にであったのもこの高原で、ものすごく喜んだんだけど、実は結構マジョリティなんだよね。今日もシジミが飛んだらゴイシシジミだった。
山頂ではヒョウモンチョウとクロヒカゲが沢山いたんだけど、ヒョウモンチョウはボロボロなやつばかりだったな。
あとは、そろそろ来ててもいいんじゃない。サワフタギも沢山咲いているしと思いながら下っていくと、いました。
まあ、スミナガシもいそうなんだけど会えないねぇ。
ヒメキマダラヒカゲも、久しぶりに会いたかったけどいませんでした。
お花も撮ったので載せますね。
平地ではない花はやはり撮ってしまいます。
平地にある花もとるけどね。
そうそう、ツリフネソウは咲いていたので撮らなくちゃと、車を降りました。
するとね黄色ですね。
こんなに色のバージョンがあるんだ。知らなかった。
どんどん撮りまくります。
と、まあ、こんな感じのお一人様プチ遠征でした。
11時には帰途について、アオバを探しながらだけど、結局下界は暑すぎでなんともならず、2時には家につきました。
みなさんと一緒ならば、もう少し粘ったかもしれないことを考えると、やはり遠征はもう少し状況が安定してからかな。
そうそう、表題のひまわりは、麓のひまわり畑です。
けっこう難しいね。ひまわり写真
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