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ずかんウイルス virus
今回は、『ずかんウイルス』/監修 武村政春=宮沢孝幸
です。
武村先生は、東京理科大学理学部教授で、巨大ウイルス学、分子生物学、細胞進化学が専門の方です。
宮沢先生は、京都大学ウイルス・再生医科学研究所附属感染症モデル研究センター准教授で、獣医の博士でもあります。ウイルス共進化主宰し、主に内在性レトロウイルスによる動物の進化について研究しておられます。
接触機会をなくすのではなく感染機会をなくすとの考えのもと、100分の1作戦を唱えていることでも有名です。感染が成立するためにはウイルスの量が必要だそうで、行動の自粛ではなく、ウイルスの量を100分の1にすれば感染はほぼほぼないとの見解です。
2020年2月ごろより、日本でも新型コロナウイルス感染症が大騒ぎになっています。コロナという言葉自体がなじみのないことから、自分でも新型コロナウイルス感染症にまるわる書籍を何冊か読んでいます。ちょくちょくとコロナ本も紹介していきたいと思います。
今回の本は、”ずかん”となっている通り、写真や図が主の本です。しかも、”図鑑”ではなく”ずかん”なんです。
120頁ほどの本ですが、様々な種類のウイルスが載っていて一通り学習できます。説明も簡潔でわかりやすいです。研究者が監修していても、子供から大人まで学習に適していると思います。
なんてたって、すべての漢字にフリガナがふってあり、いたれりつくせりです。
免疫の話、ウイルスによるパンデミックの歴史、感染経路の話なども学ぶことができます。
まさに見ながら学習できる本です。
今回の読書ノートはこんな感じで書いています。⇩
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