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【名著を解説】普通や常識、当たり前は何も考えていない人の言葉。『ニーチェ哲学』を解説

▼音声を聴きながら読むと、理解しやすいかも


今日は2月17日、僕の誕生日の1日前の日ですね。
いつでも誕生日プレゼントを受け付けているので、プレゼントを送りたい人はDMください。
プレゼントを送ってくれた方には、全力で「ありがとう」を言いに行きます。

はい、とゆうことで、今日は「ニーチェ」を解説します。

「ニーチェ」何?っていう話ですね。

「ニーチェ」とゆうのは人の名前ですね。
ドイツの哲学者で、人のモノの見え方や、主体性の大切さを教えてくれるのが、「ニーチェ哲学」になります。

例えば、タイトルでもあるように

「普通」「常識」「当たり前」というのは、自分の頭でものを考えていない人が多用する言葉だよね、とか。

宗教や天国、地獄なんてものも、自分自身に価値観を見つけられていない、何かに依存している人だよね。

みたいに言っている人なんですよ。

結構マッチョなことを言うでしょ。

でもね、「ニーチェ哲学」ってね、人を非難する為のものじゃなくて、人生を幸福に生きるための教科書みたいなものなんですよね。

簡単に言うと、自分の中の思い込みとか、決めつけみたいなものを解消して、全てをフラットに見せてくれる、思考法を教えてくれる本になります。

だから、「どうせ私なんて」とか「今更俺が何かしたところで」みたいに思い込んでいる人は、気づきを得られる、そうゆう放送になると思いますよ。

じゃあ早速、「ニーチェ」の本を中身を解説すると、

まず「人は誰もが自分の解釈でしか、世界を見ていない」とゆうことです。

要は決めつけや思い込みのことですね。心理学では「バイアス」とも呼びますが、考え方が偏っているって言うことです。
一面的な部分だけ見て、「あの人はこうに違いない」とか言う、あれです。

なんでね、ニーチェさんがこんな風に考えたのかって言うと、ニーチェさんが生きていた時代って、19世期後半のヨーロッパの時代なんですよ。
この頃って、科学が進歩して、それまで聖書に書かれている事が全てだってされていた時代から、変わろうとしていた時代なんですよね。

例えば、世界は、平坦なんだとか、僕ら人類は神から選ばれた生き物なんだ、とかね。

そうゆう固定概念とゆうか、世の中の常識とゆう思い込みのメッキがベリベリ剥がれてきた時代だったんですよ。

「あれ?俺たちって本当は猿だったんじゃないの?え、神様っていないの?」みたいなね。

つまり既存のキリスト教とゆう絶対的な視点として信じられていたものが、崩れていく中で「キリスト教は信仰するに値しない」って言って、否定した人なんですよ。

なんでかって言うと、僕らに「絶対的にこれが正しい」とゆう視点を持たせちゃうと、「僕らはどうやって生きるべきか」とゆう自由な発想が生まれないから、それはまずいよね、とゆう意味で、「常識や当たり前、普通」を否定したんですね。

つまり僕らは、色眼鏡をかけて世界を見ているので、色眼鏡を外そうぜ、って事です。

色眼鏡です。エロメガネではありません。色眼鏡です。

じゃあ僕エロメガネをかけていないかって言われたら、それはガッツリかけていますが、それも一つの色眼鏡と言う事で、ご愛敬とゆう事でね。

で、モノの見方の一つに「遠近法」とゆうのがあります。

「遠近法」とゆうのは、自分に関係があるものは近くに見えるけど、自分から距離があるものには人は無関心であったり、ひどい扱いをしてしまうとゆうモノですね。

例えば、家族や恋人が悪いことをした時は、かばいたくなるけど、それが他人だと冷たくひどい仕打ちを僕はするじゃないですか。
最近復帰した、渡部さんの不倫に対して、奥さんの佐々木希さんは親身になってそばにいたけど、世間は「渡部消えろ」みたいなひどい言葉をぶつけたりするわけでしょ。
あんな感じです。

要は、「遠近法」っていうのはエゴです。
自分勝手に物事を見ていると言う事です。
こうゆう色眼鏡はよくないよね、って事ですよね。

だから「これぐらいできて当然」とか「これぐらいはやっておいてくれるよね」とか「他の人にはこう言って伝わったんだから、大丈夫でしょ」見たいなモノの見方や考え方をしていると、人間関係でミスるよ、って事です。

僕らってついつい曖昧なモノ言い方とかってしがちじゃないですか。

「部屋の電気消えかけているね」
「そうだね」
「帰ってきたら、取り替えないとね」

って言って、帰ってきたら、電球を取り替えていなくて、

「ねぇ、電球取り替えてって言ったじゃん」
「え、そんなこと言ってないよ。」
「いいや、言った。電球取り替えなきゃって言ったのに、なんでやってないの?」

みたいな言い合いとかね。

これも「こう言えば普通は伝わるよね」みたいな思い込みなんですよ。

そうじゃなくて
「先に帰ってきたら、電球取り替えておいてくれない?」
みたいに具体的に言わないと、相手に伝わることなんてないよね、って事です。

こう言えば伝わるだろう、はそれはあなたの思い込みなんですよ、って事です。
これをエゴイズムと呼びます。
これも「遠近法」なんですよ。
自分はこう思って、こう言ったから相手にはこう伝わっているはず、って自分の中で解決していて、相手の思考とか意図については配慮しなかったわけでしょ。

つまりニーチェさんの哲学の基本って、自分と相手は違うんだよ、そして自分自身のモノの見方、伝え方はちゃんと考えようねって事です。

もしね、なんか相手とすれ違いがあった時は、「あっ、やばいやばい。これは私の思い込みかもしれない」って思って、丁寧に具体的に誠意を持ったモノの言い方で接してみるって言うのが大事だったりするんですよね。

こんな気づきをくれるのがこの「ニーチェさん」になりますね。

結構面白いでしょ。

他にもね、言い訳の話とか「ルサンチマン」って言って、自分に都合の良い言い訳をする話とか、隣のブドウは酸っぱいみたいな話ですね。
あとは天国とか地獄や、道徳についてもニーチェさんは否定しているんだよ。
なんでかって言うと道徳って、そのほとんどに命令が多いからって言う事なんですよ。
あれは「生き物として生き方に反している」って言って、道徳って言うのを重くそ否定しているんですね。

でも読むと、「確かに」ってなるんですよ。

そうゆう話とかも載っています。

興味がある方はね、ぜひ読んでみてください。

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