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自由に仕事をしたいなら、共犯者をつくれ

みなさんは仕事で自由に生きていますか。僕は脱パワハラしてから、今の職場に行きましたが、今の職場ではかなり自由にやらせてもらっているんですよね。今回はそんな僕が仕事で自由になるまでに行ったことについてお話します。

まず職場で自由になるために必要なのが、信用と信頼です。

「この人のやることなら信用できる」とか

「この人なら信頼できるから大丈夫」って

思ってもらうことが大事になります。

そうすれば、みんなと違うことをしても、「あの人なら大丈夫だろ」とか「まぁあの人はちゃんとやってくれるしね」と言った評価になります。

ここまでの信頼と信用を勝ち取れば、割と自由に仕事ができるようになります。

ではどうやって信用と信頼を勝ち取るのか、ですがこれはマーケティングとイノベーションの考え方が大事になります。

マーケティングとは市場のニーズを感じ取って、応えていく事ですよね。イノベーションは新しいことを出して変わっていくことです。

まず僕が今の職場でやったのは、この職場で求められていることは何かということを考えました。実際に働いている人や、そこにいるお客さんが何を求めているのか、という視点で見ながら、ひとつひとつの今みんなが行っている仕事をみんなのニーズと照らし合わせて、考えて言ったんですね。

そこから実際に今行っている仕事について質問をしていくんですよ。

「これはなんのためにやっているんですか」

「なぜこれはこのやり方なんですか」

「どうしてこの仕事をやることになったんですか」

多くの人はこの質問に対して、その場しのぎの、思いつきレベルの発言をしてくるんですね。なんでかっていうと、そもそもその仕事をやる意味について考えていないからなんですね。理由は簡単で、ほとんどの人が何も考えないで、ただ惰性のように仕事をやっているんですよ。つまり働いている人の大半は適当に卒なくこなして、だらっとやりたい人がほとんどなんです。

当然、会社の理念なんてそっちのけで仕事をしているので、本質に気付いている人なんてほとんどいません。

つまり現場の人間は楽できて、怒られない程度の仕事をだらっとできれば満足だったんですね。

と言うことは、仕事が楽に終わるシステムを作って、それなりの質が担保される仕事が全員できればいいんだろうな、と思ったんですね。

なので僕が最初にやろうと思ったのが、まずは働いている人たちからの信用と信頼を得ようと思いました。

実際に僕が行ったのは、紙の書類が速攻で作り終わるエクセルの書式を作っただけですが、これを作成することで、みんなの仕事時間が激減したんですよ。あとはスマホで情報共有をしたりとか、今までそこになかった文化を新しく作ったんですね。

そうすると、「こんなことできるんだ。これ便利」って周りが思ってくれて、僕の評価が上がったんですね。

これが何かというと、市場も気付いていない隠れたニーズですよね。今まで考えていなかったけど、実はこんなものがあったら嬉しいというものです。

そしてイノベーションですね。新しいことをやって変わっていくことです。

世の中の流れが変わるということは、仕事のやり方もどんどん変わっていくんですよ、当たり前ですが。

でも多くの人は、変わりたくないと思うんですね。固定概念に囚われる、ステレオタイプの人は特にそうなんですよ。こう言う人たちは、新しく変わることをすごく嫌います。よくわかりもしないものが提案されると、どんなに理論的に話しても、拒否反応があるんですね。

つまり新しいことをやろうとして、いろいろなことを提案したりすると、多くのバカに最初は否定されます。これは覚悟してください。仕方がないです。

最初は信用もないから、誰にも聞いてもらえないと思います。なのでまずは無駄な仕事に最初は従ってください。で、その仕事をやりながら周りの賢い人に聞くんですよ。「これってどうやったらもっと楽にできますかね?」って。

すると、「あぁどうだろう。今まで考えたことなかったけどな」とか言われると思います。そこですかさず「ちょっと考えてみてもいいですか。明日までに作成するので、よければ意見ください」っていうんですよ。

こうすると相手を巻き込んで、新しい提案事項を作成することができますよね。つまり共犯者作りをするんですよ。人って自分のやったことに対しては、過大評価をすることがあります。これをイケア効果と言います。

こうやっていろんな人を共犯者にして味方にして、何度も諦めずに提案をしてアプローチをかけていくんですよ。

こうすると頭のいい人たちが味方になってくれるから、バカが反対しても頭のいい人たちが味方だから、あなたの意見が通りやすくなりますよ。

ぜひ、参考にしてみてください。

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