人間関係で避けるべき言葉、「いつも」・「絶対に」
みなさんはこんなこと言われたことありませんか?
「あなたはいつもそう」
「なんでいつもできないの」
「絶対にこうに決まっているだろ」
これ言ってきた相手に対してどうゆう印象を受けますかね。
今回は、このよく使ってしまう、いつも、絶対に、という表現についてご説明をします。
結論から言うと、いつも、絶対にと言う言葉は、レッテル貼りと呼ばれる行為になります。
レッテル貼りって、何かというと、
「あの人は冷たい人だ」
「あなたはひどい人」
みたいな感じで、相手の印象や人格を、他人が決めつけることを指すんですよ。
もちろんプラスのこともありますよ。
「君は優しい人だね」
「あなたは頭がいいね」
みたいに、プラスのレッテル貼りならいいんですが、多くの場合はマイナスなレッテル貼りが多いです。
いつもとか、絶対に、と言うのはこのレッテルを相手に貼っている行為なんですね。
例えば
「お前はいつも服装がダサい」
「あなたはいつも冷たいのね」
「お前は絶対にここを間違うよな」
これね、聞いてもらえるとわかると思うんですけど、
いつも、とか、絶対にって言葉が強いんですよ。
相手の自尊心というか、人格否定に他ならないんですよ。
要するに、相手を全否定する言葉だっていうことを知って欲しいんですね。
よく考えて欲しいんですが、生まれてからね、いつも冷たい人とか、絶対に間違う人なんてあり得ないんですよ。
これ言ってる側の思い込みが激しいだけなんですよ。
自分の考え不足を棚に上げて、「あの人はいつもそう」みたいに決め付けているのは、要は相手のことを知ろうとする努力を放棄している、ただの怠け者なんですよ。思考停止しているんですよね、こうゆう人って。
つまり嫌われたくなければ、全否定である、いつもとか、絶対には使わないほうが無難です。
これなら、まだね部分否定されるほうがいいですよね。
「あなたはたまに服装がダサい時があるよね」
これも良くないんだけど、まだマシっていうだけね。
このレッテル貼り、もしくはいつも、絶対に、という言葉はただの悪口であるということを忘れてはいけないんですよ。
いわゆる僕がいつも言う、素手でう○こを掴んで、相手に投げている行為ですね。
マイナスのレッテル貼りは、形を変えた悪口です。
「あなたはいつも仕事が遅いですね」
これって言い換えれば
「使えねぇな」
「ウスノロ」
って言ってるのと大差ないですからね。
同じ響きを持つ、悪口なんですよ。
当然ですけど。悪口や陰口、愚痴を言う人は、絶対に嫌われます。
ここはせめて聞いてくれている、みなさんにはやって欲しくないから、あえて言います。
絶対に悪口は言わないほうがいいです。
元総理の竹下登さんは人の話口を言わないことで有名でした。目配り、気配り、金配りで総理になったと言われています。
口癖は「汗は自分でかき、手柄は人に上げましょう」でした。
つまり、何をしたらいいのかって言うと、自分のことだけを考えて行動すると、ロクなことにならないと言うことです。
悪口やレッテル貼りだって、自分が言いたいから言っているだけじゃないですか。
自分が「こいついつも使えねぇな」って思ったから、それを言ってるだけでしょ。
たまに「俺はお前のためを思って言ってやってるんだ」って言う人がいますけど、あれ嘘ですからね。
だって本当に相手のことを考えて、発言するなら、言い方を絶対に考えますからね。
それを相手がわざわざ傷つく言い方をするって言うのは、相手のことを何も考えていない証拠ですからね。
故に、あなたがどうしたらいいのかと言うと、相手が「この人いつもこうだな」と思ったとしたら、
指摘をしないが正解ですね。自分が目に見えて、損害を被ったりするなら別ですよ。
ただ大抵に場合、他人の行動が自分に大きく関わるって言うことは、そんなにないんですよ。
だから基本的に、相手が困る問題であるなら、わざわざ指摘はしないようにしましょう。
いわゆるアドラー心理学でいう、課題の分離をしましょうというのが今回の結論になります。
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