⑫アイスランドに初上陸
アイスランドにどういうイメージをお持ちでしょうか?
地熱発電が盛んです。
そして、温泉もあります。
2017年5月10日からアメリカの大学が夏休みに入るためか、アメリカ人が非常に多かったです。物価が非常に高い。クレジットカードのみで生活可能。
国土の大部分が不毛の地。人口が少ないため地熱発電でエネルギー需要の30%を賄える(残り70%は水力)。自然を活用したツアー観光が稼ぎ口。
以上が、アイスランドを訪れた大雑把な感想です( ゚Д゚)
ボストンからの距離は飛行機で5時間40分。格安航空のWow Air(5月20日19時発、21日4時40分着)を使用しましたが、満席で運賃は370ドルでした。
アイスランド空港についてまずは物価水準を確認。通貨はアイスランドクローナ(ISKまたはKr)で1ISK=1.1円なので、値札を見ればそれを1.1倍すると日本円に換算できます。そしていざ見ると、むむむむ。。。
コーラ→395Kr、ビール→900Kr。ポテトチップス→990Kr。
以前、ノルウェーに行った時にマクドナルドに入って、ハンバーガーが1000円した衝撃が蘇ってきました。
恐るべし北欧。
その後すぐに訪れた衝撃第2波は、人生初めてのLost Baggage(20kgのスーツケース1つ)。。。
こういう時は、想像が悪い方向に働くもので、スーツケースに入れていたビーフジャーキーが原因で入管を通らずに検査されているのだろうかと思いました。空港ではLost Baggageカウンターの方に「99%の確率で届くから大丈夫」と言われて、書類に情報を記載してホテルに向かいました。そもそも朝5時頃のことだったので頭があまり働いていない状態でしたが、、、
6時頃にホテルに超軽装備で到着してから、行きの飛行機の発着間際に申し込んだGolden Triangleツアーに9時から参加。アイスランドは観光大国のため、ホテルまでわざわざバスが向かいに来てくれて、大きなツアーバスが控えているバス停へと集められてそこからバス―ツアーでした。バスツアーは楽です。朝からショックを受けている身としては寝ていれば目的地に着くのですから。
Golden Triangleツアーは9~17時まで1日がかりで間欠泉、滝、岩を見ました。朝から疲れたので、夜ご飯はスーパーで買って、夜は早く寝ようと思っていたのですが、白夜で外が23時になっても明るかったので、クレイジージャーニー(スキーヤー佐々木大輔さん)をYou Tubeで見て、「世の中には本当に信じられない人がいるのだな、自分なんて取るに足らない存在なのだ」と妙に感心して落ち着いた気持ちで寝ました。
その後やはり荷物が気になったので、アメリカで1年間過ごして現場スタッフを信じない気質が身に付いた私は、念のためステイ先のBrim Hotelから空港宛てに丁重なE-mailを送りました。
案の定、Reference Numberやバッグの種類や控え書類等をE-mailにて送って欲しいと言われました。空港で記載した書類を写真に撮って送ると、今からボストンに確認してみるという威勢の良い返信をくれました。(心の中ではe-mailをこちらが送るまで何もしていなかったのかい!とツッコミを入れたくなりましたが、ここはこちらが圧倒的に弱い身ですので‟あなたの仕事が速くて親切で大変助かる♪“と喜びを全メール文中で表現しました)
やはり、人は信じてはいけません。特に現場スタッフを信じない感覚がアメリカで身に付いたのは留学での多きの学びです。
翌朝は朝から市を全望できる丘に徒歩ではりきって行きました。
レイキャビクって小さな町で、日本で言うとあまり栄えていない地方都市という感じです。昼にホテルに戻ったところ、スーツケースが無事ついていたので、大喜び。でも、前日スーツケースがなかったため、来ている服を洗って全裸で寝たので、最悪スーツケースが無くてもこのまま暮らしていけると自信をつけ始めていたタイミングのできごとでした。人間欲を出せば切りがないものです。スーツケースに20キロもおみやげや服を詰めたのに、最悪無くても良いと思えてしまうのですから。
その後は、1人ぼっちでブルーラグーンに行きました。1人旅は通常カップルや家族で行く観光地にめっきりと弱いのです。ブルーラグーンについて、大学生の時に和歌山のスペイン村と鳥羽水族館に1人で行って周りの視線に耐えられなかった思いが蘇ってきました。
とは言えど、こちらはただの青い温泉に138ユーロ(Comfortというドリンク1杯とバスタオルが付いてくる決してComfortではないが、その下のプランも存在するという意味で相対的にComfortなプラン9300€+バス代往復4500€)も払っているので、2時間ぐらいいてやろうと思って初めての30分間は何もせずにボーっと温泉に浸かっていましたが、このままでは残りの1時間30分禅僧か植物人間になってしまうと感じたので、iPadを濡らさないようにしながら本を読んでいました。2時間も入っていたため、肌がツルツルになりました。
宿泊先のBrim Hotelもシャワーとトイレ兼用のユースホステルでしたが、御年輩の方から大学生まで色々な人が宿泊していて、高速ネットが繋がるオープンスペースではカフェが飲み放題でしたので、ゆっくりと考え事に励むことができました。
自然が好きな方にはボストンからの距離も近いですし英語も通じる国ですし高級な温泉を楽しむことが出来るので、来て損はないと思います。
また、Baggage Lostにあったら間髪入れずに、E-mailを送って催促をするのがすぐに見つかるコツです。
See you soon!!!
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