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コーヒーブレイク12回目:2023年の振り返りPart1(法律を学ぶ)

ご無沙汰です。桐島です。
はやくも2023年も終わります。

さて、2023年の振り返りをしようと思います。

2023年は、30代後半になり、「自分の人生に対して、本気になれる最後のタイミング」でした。

これは、2022年暮に見た、NHKスペシャルのフラーの言葉と信念で、確信したことです。

スティーブ・ジョブズの人生に多大なる影響を与えた、発明家リチャード・バックミンスター・フラー(Richard Buckminster Fuller)の言葉です。

私は、若者の精神などまったくあてにならないと考えている。

古い世代にしつけられた。でも私の考えたことの方が真実で、社会が信じろと言ったことの方が真実じゃなかったことが何度も何度もあったんだ。

人生を振り返ろう。

若き日に挫折し、捨て去った願いや好奇心を呼び覚まそう。

あらゆる人にしてほしいには、澄んだ心で考えることなのだ。

この言葉が契機になって、2023年は後悔のない挑戦をしようと心に誓いました。

2023年のステータス

私は、現在、希望が叶いミャンマーに赴任しています。

親元の組織は、超優秀な人、人間的に素晴らしい人、憧れる上司、ピカイチの同僚、部下に恵まれた組織でした。

私は、経済学部出身ですが、他学部出身でも法律に詳しい人が多く、法律改正の業務に携わった際には、そもそも法律の何たるか!、が分からず、自分のリーガルマインドの無さと、キャッチアップ力の遅さに自暴自棄になったことがありました。

その時の悔しさ故に、2020年にビジネス実務法務検定3級を取得しました。しかし、これは、なんちゃって法律資格で、あまり法律を勉強せずにも、合格することができる簡単な資格のため、何の自信にも繋がりませんでした。

親元では、周囲からの成長に対するプレッシャーが非常に強いのですが、その分、仕事が大量にあるため、まとまって自分の勉強に充てる時間の確保は難しかったです。

一方、現在は、異なる組織に所属しているため、あまりプレッシャーはなく成長の機会は少ないのですが、比較的、時間に恵まれています。


ミャンマーで何が必要か考えてみる

私は、希望が叶ってミャンマーにいるため、ミャンマーで出来ることに最大限に取組むのが最優先事項でした。

それは、ミャンマーが2021年のクーデター後に、ミャンマー人が自国の政府により、虐げられているなかで、ミャンマー人のために何が出来るか考えることと同義でした。

1つは、日本を目指すミャンマー人のモチベーションになるような授業をボランティアで行うこと。

授業内容は、アメリカの大学院に留学していた時に学んだ、Soft Skill Developmentがもとになっています。

そして、2つ目は、法律の力により、ミャンマー人の課題を解決できないか考えることでした。

私は、過去、親元の組織で、ビジネスと人権をテーマに扱う担当の部署の近くに席を構えていたことがあります。

しかし、その時は、人権遵守の興味がない日本企業に対する余計なお節介事だろう、というぐらいにしか捉えていませんでした。

日本にいた時は、あまり、人権という概念に興味がありませんでした。

しかし、ミャンマーでは、1日4,800チャット(1ドル=約3600チャット)しか賃金を払わない(法定の最低賃金ですが、生活は保証できないレベル)、日本企業がいます。最低賃金しか払わずとも、それに対し堂々と法定賃金を払っていて何か文句があるのか!?と開き直る姿を見て唖然としました。

※人間の世界には法定の最低賃金だけでなく、従業員の最低レベルの生活を保証する生活賃金という概念があることを学びました

はじめて、人権問題に関心を持ちました。

法律に触れてみる

しかし、まあ、高校の時から、法律に全く興味がなく、お金と経済に興味があったため、経済学部を選択し、社会人になってからも、必要に迫られた時でさえ、勉強を避けてきた私、桐島が急に法律の勉強を始められるわけがありません。

そこで、以前、読んだ楽しかった記憶がある、漫画を読み始めました。

それが、「ナニワ金融道」です。

この漫画を読み始めたきっかけは、ブックオフで1冊100円で売っていたという値段の安さでした。

Amazonで検索してみると、何と続編も販売していました。

そして、Amazonプライム会員になると、無料で読めたので、1ヶ月だけ無料で会員になり、一気に読破しました。

無料で読めるボリュームがかなり、多かったため、集中して読みまくりましたが、闇金業に関係する法律の使い方を学ぶことができました。

民法の物件、債権の実践的なシーンが多かったため、法律を現実世界に適応するイメージを持つことができました。

ナニワ金融道は、1990年代から連載された古い作品ですが、のちに作者の青木雄二に憧れた2人が、1999年から連載を開催したのが、「カバチタレ」です。

カバチタレの画風は、完全にナニワ金融道の影響を受けていますが、その後2005年から連載開始した、「特上カバチ!!」は、青木雄二が2003年に亡くなられたため、私にとっては読みやすい、新しい画風になりました。

そして、2013年から、カバチタレ→特上カバチ!!の最新シリーズの「カバチ!!!」が連載されました。

そして、2021年に最終巻の39巻が発売されて、一旦、シリーズは終わっています。

カバチタレは、20巻
特上カバチ!!
は、34巻
カバチ!!!
は、39巻
なので、全部読むとかなり時間がかかります。

私は、カバチ→特上カバチ!!と全て読破し、カバチタレは、最初の10巻まで読みました。

ナニワ金融道と、カバチは、民法や行政法の世界に触れるには格好の材料と言えます。

その他のオススメは、オススメ順に以下です。

1.イチケイのカラス
全4巻だけなのに、裁判の様子、裁判官の心情がわかる。

法律の世界、ましてや裁判に興味がなかったのに、興味を持てるようになる魔法のマンガ!


2.リーガルエッグ
イチケイのカラスよりも少ない全3巻。設定は、司法修習ですが、法律だけでは解決できない法律の限界を教えてくれます。


3.しょせん他人事ですから

ネット炎上やSNSトラブルにフォーカスした作品。最近、ネットコメントにより、人が自殺するケースなどがあり、対処としてプロバイダ責任制限法が改正されている等、ネット社会の法律を知ることができる作品。

というわけで、まずは、法律への苦手意識をなくすために、マンガを読みまくりました。

いよいよ勉強開始?!

さて、何から勉強開始すればよいか、わかりませんでしたが、友人のススメや、ある程度短気で目指せる資格ということで、行政書士に挑戦してみようと思い始めたのが、2023年1月でした。

そして、値段が安かったので、アガルートの講座に申し込み、受講を開始したのが、2023年2月11日からでした。

詳しくは、以下の19限目、20限目、21限目を参照ください。


行政書士書士の講座の受講と反省

講座受講に際して、そもそも、モデルプランと比較して受講開始時期が遅く、遅れをとっていました。

そのため、2倍速の駆け足で授業を聞きまくりました。しかし、過去問は、1つの科目の授業をすべて聞き終えたから手をつけたため、ほとんど授業内容を忘れていました。

また、はじめは、学習ペースがわからず、あまり勉強が捗りませんでした…

2023年3月のミャンマー語

せっかく、ミャンマーにいるのだからと、ミャンマー語を少しばかり勉強していました。

2023年3月12日(日曜)に、ミャンマー語検定の1番簡単な級(MB)を受けて、合格することができました。

3月中は、ミャンマー語の勉強と、その後も仕事が忙しくなり、行政書士の勉強はほとんどできずに、過ぎ去りました。

23年4月のインドネシア

4月は、ミャンマーのお正月です。4月10日(月)から14日(金)までが、水祭り(ダジャン)というお休みでしたので、4月8日から17日まで、長いおやすみを取り、インドネシアを旅しました。

簡単な旅の紹介は以下です。

旅のメインの目的は、ボロブドゥールでした。

カンボジアのアンコールワット、ミャンマーのバガンと並んで、3大仏教遺跡なのですが、コンプリートできて、達成感がありました。

旅行中、歩きまくり、かなり体力がつきました。
そして、完全に行政書士の勉強は、忘れました。

長くなりましたので、続きは次回、以下13回目にてお楽しみください♪



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