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コーヒーブレイク

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コーヒーブレイクの記事を集めました♪
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#官僚

コーヒーブレイク21回目:国家公務員(キャリア官僚)のお仕事Part8(経産省の紹介)

長らく時間が経ってしまいました。 本シリーズは、以下の18回目から順に、外務省→総務省→財務省→経産省→警察庁の順で、霞ヶ関の5大省庁の紹介をしています。 今回は、経産産業省です。長いので、経産省と略します。 「経産省、事件」と検索すると、 ●「性的暴行など7件 経産省の元職員に懲役10年の判決 東京地裁」 ●「コロナ給付金詐欺 経産省元職員2人に 実刑と執行猶予付き判決」 ●「経産省20代キャリア官僚「覚せい剤密輸」」 という結果が出てきます。 他方、経産省といえ

劣等感(コンプレックス)の超克 Part4(霞ヶ関での武者修行)

前回の続きです。 東村アキコ先生の「かくかくしかじか」 前回から時間が空いてしまいましたが、東村アキコ先生の「かくかくしかじか」5冊を一気読みして、以下のシーンに涙ぐんでしまいました。 東村アキコ先生の漫画家としてのコンプレックスをあけっぴろげに打ち明けたストーリーに共感しました。弟子と師匠に美しい関係が描かれています。 「かくかくしかじか」を読んで、「あ~、書(描)かなければ!」と、自分のコンプレックスの連載記事を思い出しました。 本題(留学後の話し) さて、本

劣等感(コンプレックス)の超克 Part2(霞ヶ関での武者修行)

前回の続きです。 私、桐島のコンプレックス記録@霞ヶ関です。 入省4年目(目の前真っ暗の法律改正:やればデキルを信じて) さて、入省4年目の6月になって、なんと、私が全く興味のない環境系の部署に異動になりました。 私は抽象思考が苦手です。その私の前に現れたのはなんと「排出権」、、、 さて、官僚は部署異動の度に3ヶ月で案件にキャッチアップしなければいけないため、まずは絶対読んでおいた方が良い本を、前任や周りの人に教えてもらいました。 そこで紹介されたのは、「排出権商人

劣等感(コンプレックス)の超克 Part1(霞ヶ関での武者修行)

組織内で一緒に仕事をする若手の悩みを聞いていたところ、徐々に私(桐島)が霞ヶ関のとある役所に入ってからのトンデモナイ武者修行の日々がフラッシュバックしてきました。 私は、どの組織・環境に身を置くかによって、(特に若いときの)人間の成長は決まると思います。 その観点から、私が入省した霞ヶ関の役所は、私を最大限に成長させてくれました。 しかし、それは、同時に渓谷に突き落とすような厳しい環境のなかで、大きなストレスを抱えて、長時間労働を余儀なくされることと表裏一体でした。

コーヒーブレイク16回目:国家公務員(キャリア官僚)のお仕事Part3

前回15回目に続き、Part3です。 今回は、中途で霞ヶ関の国家公務員を目指す方に向けて、霞ヶ関の雰囲気をお伝えしたいと思います。 桐島が官僚を目指したきっかけ それでは、今更ですが、私が官僚を目指したきっかけをお伝えします。 私は、1年浪人して、東京都内の有名私立(経済学部)に1年間通っていました。 そこから、京都の大学に入学しました。 そのため、実質的に2浪という状態で大学生活をおくりました(当時は2浪だと就職が不利という都市伝説もあり)就職に関して、1発で終わ

コーヒーブレイク14回目:国家公務員(キャリア官僚)のお仕事Part1

知人から、私の所属している組織の中途採用に興味があるという連絡がありました。 そこで、最近の国家公務員事情を解説したいと思います。 ちなみに私、桐島は、国家公務員1種(2013年から総合職という呼称に変更されたが、いまだに組織内では1種、2種、3種が使用されています)で、経済の試験区分で事務官として入省し、霞が関の「とある省庁」に所属しています。 私は大学生の時に、霞が関には5大省庁という大きな権限を持っている役所があると習いました。 それは、財務省、経産省、総務省自