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執着しているものを手放したら欲しいものが入るスペースができるのかも


いつも本当に欲しいものがあると
すごく遠くある気がして走って捕まえて
抱え込まないと逃げてしまう気がする。
いつも自分が心から納得できるくらい
説得の上で自分のものだと感じないと
安心できなくて怖くてしょうがない。
こぼれ落ちたらどうしよう。
これがないと私は壊れてしまうし
生きている意味がなくなってしまう。
それくらい怖くて握りしめて囲い込む。


そしてそんな私はすごく怖くて血相変えた顔しているんだろう。執着という名の失うことへの恐怖心。絶対を私のものなはずという必死さはただただ惨めで窮屈で生きづらい。


手放したらいいのに。


手放したら何も残らない。怖い。孤独はもう嫌だ。苦しい。

手放したら楽だよ。

手放す瞬間は心が痛くて痛くてしょうがない。

だけど手放したら本当に無くなるのか?
繋がりは消えてしまうのか?
無理矢理持っていたらちぎれるけど
優しく手放したらもしかしたら
どこへも行かないかもしれない。
ずっと持っていた手が空いて自分も
自由になれるのかもしれない。


手放せないからとずっと抱えてることに
集中して世界はすごく狭いのかもしれない。


ほら手放したらまた別の大切なものが
入ってくるのかもしれない。


どこかへいってしまう怖さや
自分に何かなくなってしまう恐怖
いつまでもいつまでもなくならないけれど
手放しても怖くない。
そう思えるようになることが大切なの。


少しずつ手放して自由になりたい。

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