大豆田とわこと三人の元夫

久々にテンポよく日本のドラマを見れた気がする。テンポ感がよくて見やすかった。家にテレビを設置してないのでなかなかドラマを見るタイミングがないというのもあるが、、

ファッションもインテリアも会社もお店も現実にありそうで少しレベルの高いセンスが見応えをさらに高められた。

心が軽くなる映画やドラマって登場人物みんな愛すべき存在になって終わる。

考えさせられるものやこの終わり方って、、こちらに答えを考えさせる作品ももちろんあぬりだけど、今は生きづらい世の中だからドラマの世界だけは平和に終わってほしいのだ。

大豆田とわこの周りの人間が大豆田とわこによって自分と向き合い、笑えるようになるそんなドラマ。

大豆田とわこはいつも認知の歪みがない。そして前向きというよりとわこの方向を向いている！
そうだよねっていつも言っている。肯定でも否定でもなくただただ受け入れてそして軽く返されることにより救われていく。

1人目の夫は他の誰かを好きだと分かったから離婚
2人目の夫の離婚原因は語られていない？
3人目の夫は彼が妻の活躍に劣等感を抱えて離婚
母が死んだ日に社長に就任し友達は突然死する

色んな激しい展開が軽く流れていき、多くは語られない。

だけど少しずつ傷を癒す言葉をそれぞれが語っていく。色んな優しさがあり、価値観が交錯していく中で決めた道を正解にするしかない。

オダギリジョーの過去とか未来とかは勝手に決められたものであり過ぎ去ってなくて別にあるだけ。だから今言えばいいし今の感情を感じればいい。それはとても救われる考え方かもしれない。

自分の過去に後悔があっても過ぎ去ってないと思えれば今の自分が変わればいいんだという話だ。
過去の楽しい出来事があったとして戻りたくなったらそれは過去ではなくちゃんと心に残ってるから無くなってはないのだ。ここにいる自分は今まで過ごした時間で成り立つのだから何も変わらないのだ。今を生きるとかそういうことじゃなくて過去とか未来とかなんてないって思う考え方は新しくより無駄なくここで生きられそうだと思った。

執着をしない心を持つことはとても生きやすくなると思う。なんだか自分の人生が他人事なのだ！それこそドラマを見ている気分になる。だからここで泣いたらいいんじゃない？その仕事辞めても死なないよ！そんなに頑張らなくてもいいよ。
その人居なくても生きられるよ！と自分にアドバイスができすっと落ちる。


大豆田とわこ三人の元夫


私もドラマの主人公のような人生を生きる！