書評 転職の思考法 〜凡人の勝ち方〜
3月も差し掛かり企業も年度末が近づいてきました。
4月に新たに迎える新年度。
あなたは、今いる企業で、また同じように働きますか?
仕事の寿命がつきる前に
でも、その企業この先もずっとあると思いますか?
あなたは、ずっと今いる会社に在籍していられると思いますか?
『仕事のライフサイクル』
仕事とは生まれて、消えるもの。
たとえばプログラミングという技術は100年前には存在しなかった。
あるいは、広告代理業の仕事は、新聞や雑誌の印刷技術の発展によって生まれた。そして新聞や雑誌の発行部数が減るにつれて、今まさに紙の広告代理業は消えつつある。
このように、仕事とは生まれては消えを繰り返している。
例えば私は事務職です。
今、業務の効率化をことごとく言われていて、自動化つまり機械への代替化が日々進められています。
人件費を削るためにも、機械で代替可能な仕事が今後なくなっていくことは目に見えている。
そのとき、私はどうなるのか。
転職の思考法という武器
この本で著者が私たちに授けてくれるのは“転職の思考法”。
本ではまず、自分のマーケットバリューを測ることが出てくる。
そこで、まあ例えば私とかだと、自分のマーケットバリューのなさに愕然とする。
こんな、凡人な私はどうすればいいのか・・・
でも、凡人でも勝ち方があるのだ
それが転職の思考法。
仕事選びとは結局、思考法の問題なのだ。
どこを選ぶか、誰と働くか、それを間違わないこと。そして、ポジショニングとは“思考法”ひとつで、誰でも解決できるものなのだ。
凡人だからこそポジショニングで勝ちに行く。
そしてそのポジショニングをするための思考法。
それをこの本で学ぶことができる。
私もさっそく、二本足で一つの会社に立っていた自分の在り方を、軸足は残しつつもう片足を少し外に踏み出し始めようとしている。
(本書で言う“ピポット型キャリア”)
選択肢を持たないことが人を殺す
著者がこの本を書いた理由として
すべての働く人が「いつでも転職できる」という交渉のカードを持てば、結果、今の職場も絶対によくなると確信しているから。
と書かれている。
例えば仕事で言うと『いつでも辞められる』という選択肢を自分に持つことで見える世界が変わる。
この考え方は私も大事なことだと思っていて、学校や家庭でも言えると思う。
『いつでも転校できる』『いつでも離婚できる』
そういう選択肢を持っていれば、自分を殺して無理にその居場所に固執することがなくなる。
私も著者と同じく、この考え方は、いろいろな人に持っていてほしくて、そして救われる人が多くあってほしいなあと思う。
執筆:icecream
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