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7つの習慣に出会って初めて考えた、自分のお葬式と理想の弔辞

今の時代の人々を見ると、まるでロボットかと思える。自分自身を知らず、理解しようともせず、唯一わかっているには自分が社会から求められているイメージだけである。

コヴィー先生は、7つの習慣を世界に発信した。
7つの習慣とは、原則を中心にとらえ、人格を土台とし、インサイド・アウト(内から外へ)のアプローチによって、個人の成功・幸せを実現しようという思考だ。

本屋さんにいけば沢山の自己啓発本がある。だけど、それの大半は“個人主義”だ。個性を伸ばすこと、効果的なコミュニケーションスキル、他者に影響を及ぼす戦略、自己肯定感のあげ方etc,,,

だけどコヴィー先生は“人格”を高めることこそが重要だと説く。
そしてその人格を高めるために7つの習慣が必要だと主張する。

インサイド・アウトとは、自分の内から影響の輪を広げようという考え方で、すごく腑に落ちる。

過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分だけである。

これほど頭では分かっているのに、すぐ忘れてしまう原則はない。
ムカつく上司、理解のない親、納得のいかない仕事環境、上手くいかない恋愛、、、
こんなことにぶつかる度に、あれが悪い、あの人がこうだったら、こういう状況だったら、と考える。“変えられない”ものにばかり目がいって、勝手に行き止まりの思考に身を委ねる。何で自分ばかり、と被害者ヅラした経験は誰しもあるだろう。

しかしコヴィー先生は、変えられるもの、つまり“自分”にフォーカスして自分の人格を高めることで、人生に劇的な変化が訪れるという。

ミッション・ステートメイトを書く大切さ

ミッション・ステートメントとは、信条あるいは理念を表明したもの。
どのような人間になりたいか、何をしたいのか、そしてそれらの土台となる価値観と原則を書くのだ。

あなたが急にミッションステートメイトを書けと言われても、困りますよね。
だけどそんな人に良いアイディアがあります。

自分の葬式を想像する

自分が死に、葬式に参列してくれたパートナー、家族、友人について想像する。
私のことを何と言っているだろうか。自分の葬儀で述べてほしい弔辞は何だろう。

これは今まで自分が考えていた人生の成功、大切だと信じていたものとは全く異なるかもしれない。名声や業績、お金持ちになること、そういうものが意味をなさないことを知る。

終わりを描くこと
そこから人生を始めれば、その人生は今よりずっと価値のあるものになる。

私のミッション・ステートメントは何だろう。
これはきっと一生をかけて作り上げていくものだ。

自分の内側に目を向ける。

小手先の個人主義に騙されない。自分の人格を磨く。自分を肯定する。
これは物事の見方を変える、なんて抽象的なものにはおさまらない日々のトライ&エラーの結晶だ。

自分と約束をする、そしてそれを守る
目標を立てる、そして努力をする

言葉にすれば簡単、だけどそれが難しい。でも覚えておいてほしい。

意識的に努力すれば必ず人生を高められるという事実ほど、人を勇気づけるものが他にあるだろうか

Written by あかり
アラサー女


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