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2度目の入院手続き

デーサービスの職員さんの機転で大事には至らなかった母の入院手続きをしてきました。
本当は本編漫画で描くエピソードなのであまり触れたくないのですが、この1年で2度目の入院です。

ちょうど1年前、右手首骨折の手術のため入院をしたのですが、麻酔が覚めてから「私は怪我なんかしてない、帰る!!」と、大暴れしたらしく看護師さんから「新幹線の最終に間に合いませんか?」と仕事中に電話をいただいたことがよみがえる…。(詳しくは本編をお待ちください)
ICUから一晩で一般病棟に移った後、同室の患者さんや看護師さんたちにご迷惑をかけたら、また呼び出されたらどうしようと心配しておりましたが、この1年で母の痴呆はいい方向で進み、今回はおとなしく看護師さんの指示に従っているようでホッとしました。

入院手続きのあと、退院後相談室のケースワーカーさんと面談。
「医療行為が必要な状態で退院される場合、今までのようなデーサービスやショートステイが利用できなくなります。グループホームも特養もです。在宅が難しいとなると「介護療養型施設」に入所ということになりますが…」

ここであの問題が再浮上するのです。それは…

保証人問題!

金銭的保証人とは別で緊急時に呼び出され延命や治療法の判断をしてもらう保証人が施設入所には必要になってきます。

ケースワーカーさんは独居老人のケースも多く扱っていらっしゃるとはいえ、我が家のように子供はいるが遠方で市内に緊急で医療判断を任せられる親戚はいないケースはレアだと思われ…。(金銭的保証人も住所が別でないとダメらしいので同居の場合はさらに厳しいことになりますね)
市内に住む叔母たちは(父方、しかも母と良好な関係でない)みな高齢で緊急時動けない、日ごろ付き合いのないイトコに命の関わる判断をともなう保証人を頼むわけにはいかない…。
この1年、保証人がいないことで老人ホーム入所を断られること〇件…。迷いに迷い(民間保証人サービスや後見人制度に関しては本編漫画をお待ちください)「デーサービス+ショートステイを365日お願いしつつ介護度があがって特養入り」というルートを選択したのに、これも儚い夢になるかもしれません。

「では、市内で療養型の施設を探してみますね!」というケースワーカーさんのお言葉を信じ、病院から戻ってケアマネさんと面談。ケースワーカーさんとの話を伝え「医療行為が必要なくなる」を前提に12月の介護予定を継続してもらうことをお願いして来ました。

これからはケースワーカーさんとケアマネージャーさんが話し合い、今後の母の介護計画を立てていただくことになったわけですが、遠距離介護において保証人問題は重要なのですよ! これ、あまり介護問題のWeb記事や動画には取り上げられないことなので、毒親持ちの子世代の皆様、親はともかく親戚とのつながりは大切にしてくださいね!!

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